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先月末、突然の訃報に衝撃が走りました。

バルセルナ五輪柔道金メダリスト、古賀稔彦氏の急逝．．．。

それまでの闘病生活を何も公表されていなかったため、かなりの衝撃でした。

私も一応は柔道経験者、中学校までは高良内公民館で習っており、古賀氏の金メダル獲得のテレビはリアルタイムで見て感動したのを覚えています。

同氏、弊社がある長門石の隣町、みやき町北茂安出身です。実家も歩いて行けるほどの距離にあります。

小学生時代、体を鍛えるため、千栗（ちりく）八幡宮の146段ある階段を毎朝7往復されていたそうです。

この階段です。階段の一つ一つの高さがふぞろいなのが特徴です。

右端の石段脇に見えるのが、数々の功績を残した古賀さんをたたえ、「栄光への石段」と刻んだ石碑が立っています。

突然の訃報後、次々と花束が手向けられ、国旗まで建てられていました。これには感動しました。

私も週に1，2度は訪れ、階段を上って山をぐるっと一周散歩するのが大好きな場所です。

そして先日、境内のとなりに何やら看板が．．．。

近づいてみると．．．

噂通り、とても素晴らしい人格者であったことが窺える写真です。

私は足を止め、涙をこらえながら写真を眺めました。

53歳、生き物の宿命とはいえ、あまりにも早すぎる死、ご冥福を祈りながらこれからも私は千栗八幡宮の階段を上っていきたいと思います。

合掌．．．。