意外に多い印鑑登録をしていないお客様、香月は登録を頼まれた経験有?
福岡県に緊急事態宣言が発令されてから10日以上が経過しました。皆様、いかがお過ごしでしょうか?
もうここでは書ききれないほどの、不安 と、そしてそれ以上の 期待 が入り混じった生活になってきています。
これは神様が人類に与えた試練だと思っています。神様は乗り越えられない壁を与えることはありません。いち早く日常が戻ってくることを只々祈るばかりです。
印鑑証明書が必要な時は?
印鑑登録証明書、これは印鑑を自治体に登録しているものを指し、重要書類に押印するときに使用します。
では人生でどのようなときに印鑑登録が必要なのか?
- 車を売るとき
- 不動産を売るとき
- 不動産を買うとき
- 借金の保証人になるとき? 等々...。
う~ん、私の頭の中では上の4つしか思い当たりません。
他にも様々な場面で使用したりするのかもしれませんが、それは公的なものでない限りは不要と思われます。
その印鑑登録、それを「登録していない」というお客様が意外に多いことに最近気付きました。
私はと言うと、中学か高校くらいの時、親から「成人したら印鑑を登録して大事に持っておきなさい」と言われたので何気にした記憶があります。大体皆さんそんなものじゃないでしょうか?
実印登録の代行をしたことがある!?
実際に私は人様(他人様)から頼まれたことがあります。
オープンハウス(現地内覧会)に待機していた際、お客様が普通に見に来るわけです。
直ぐに気に入ってくれたお客様は、「買いたい」とのことでトントン拍子に話が進み、スケジュールの話になりました。
当然、住宅ローンの話になってくると、公的文書が必要になるわけで、「住民票と印鑑証明書が必要です」と伝えると、「いやぁ~、印鑑登録していないのでやっといてもらえます?仕事で行く時間もないし」ときました。
私は「えっ!?」と一瞬絶句、「あ、あ、はい...。信用してくださるのであれば代行します」と答えると即座にお客様は登録用の印鑑を手渡してこられました。
委任状に署名捺印をいただき、「では責任をもって役所へ行ってきます」と。
私は翌日役所へ出向き、登録を済ませました。
私はメールで「こんなしがない不動産屋ですが、信用していただき本当にありがとうございました」と伝えると、「こちらこそありがとうございました」と返信がありました。
カツキはそんなに信用されているのか?
自分でいうのもなんですが、よっぽど信用している人でないと、身も知らずの人に実印を預けるなどできません。悪用されるかもしれないわけですからね。
そのときの私は´そんなに信用されていたんだなぁ´と感慨深くなったものです。
印鑑を預かったときなんかは「絶対なくせない」と手を震わせながらポケットにしまった感じでしたね。
でも人を信用するというのはとっても難しいことです。あの時のお客様には感謝感激でした。おかげさまでいつもより何十倍もの責任感を持って仕事をすることができました。
世のため人のため仕事に没頭するカツキの出来事でした。