中古が新品より高い!?こんな事が起きるのは不動産ならでは!なのか?
今日はですね、コロナ禍ならぬ 値上げ禍と題して書きたいと思います。
世の中に存在するありとあらゆる´物´ですが、すべてが朽ち果てます。
つまり減価償却されていくわけですが、唯一朽ち果てないものがあります。
それが´土地´です。これは永久的ともいえます。
つまり持っているだけで、その価値は永久的に保持され、後世に引き継がれていきます。
それを物語っている出来事があります。
まずこれからご覧ください。
これは首都圏においての一戸建ての平均価格の推移です。中古が安いのは当然ですが、今年、かなり接近してきているのが分かります。
次にこれです。
中古価格が新築より高い現象が!
なんと!東京都内において、中古の価格が新築より高くなっているではありませんか?
「これは冗談なの?」と目を疑いたくなりますが、これで驚いてはいけません。
ドン!!!!
東京23区内において、中古の価格が新築価格を大きく上回ってしまいました!
中古価格が高くなる理由は?
それは坪単価が高い所、たとえば世田谷区ですと1坪あたりの単価を500万としましょう。
そのような土地で60坪売りに出たとしたら、500万✕60坪=3億円!!
となるわけです。土地だけで3億円ですよ。建物は数千万ですので、圧倒的に土地代が高いわけです。
新築建売などが建たない高級一等地で中古が売買されれば、それは中古が高くなるはずですね。
これは東京都内だけに限りません。
その他の地域でも同じことが言えます。
横浜、大阪、名古屋、札幌、福岡、どんどん土地の価格が上昇しています。
歴史的な円安が進んでいて、円の価値がどんどん下がっているご時世、輸入に依存している島国日本、輸入業者は悲鳴を上げていて、不動産も例外ではありません。これからどんどん上がります。
つまり、今が買い時という事です。
早ければ早いほど安く買えます。ま、ご注意ください。