確信犯にご注意を!オトリ物件というのがあるって本当?その真実とは?

不動産に関するお困り事・ご相談事

私も独立開業して丸3年が経過しようとしております。まだ3年とでも言いましょうか。

「石の上にも三年」です。これからです。

その大切な時期、新型コロナウイルスという猛烈な試練を神様が与えてくれています。

しかしながら、リーマンショックが「100年に1度」の経済危機と言われ、それからまだ12年しか経っていないのに、その危機を遥かに超えようとする経済危機がもう起きようとしているとは...。

もう「〇年に1度」という表現はあてになりませんね。共に乗り越えていくしかありません。

弊社には超優秀なスタッフが揃っていますので、特に何も影響はなく通常通りの営業を行っています。

 

私は独立して3年ですが、不動産業界歴は16年ですので、まあまあ長いほうではないかと思います。

超高齢化が進行することは確実視されている問題だらけの日本、年金問題等、避けて通る事は出来ない問題が山積されています。

そんな中、不動産業界というのは他の業界と比較し、遅れを取っている感が否めないのですが、どんなにAI(人工知能)が発達しようとも、家を内覧するというアナログ的なイベントは変わりようがないでしょう。

生活をかけて内覧しようとする訳です。住み心地というのはパソコン上では分かりません。

生活動線がどうなのか?周りの雰囲気がどうなのか?VRでは絶対に分からない事が内覧で分かります。

そして、人と人とが接するコミュニケーションはAIでは伝わりません。

提案するのが仕事、押し売りしないのが不動産屋

我々は提案する仕事です。決して「絶対いいから買ったが良いですよ」などと精神論を並べるようなレベルの低い事は言いません。

どんなに天皇陛下が「この家は良いですよ」と言っても買わない人は買わない訳ですし、逆にどんな無能な営業マンであったとしても、気に入る人がいれば「この家気に入ったから買う」となる訳です。

買う!という意思を決めていただければ、最後の引き渡しまでトラブルなく導くのが営業マンの仕事です。

案内可能かどうか?タイムラグが生じる。

はい、今の時代はパソコンよりスマホ、そうなるともちろん紙媒体よりネットという事になります。

紙媒体(チラシ類)はもちろん私は目を通しますが、やはり集客はネットが中心になります。

そこに盲点というのが存在します。

スマホは今の普及率からすれば100%と言われるほどです。すべての情報収集はネットからと言っても過言ではありません。

例えば、今住んでいるのが久留米市合川町としましょう。

実際に検索してみてください。「久留米市合川町 新築戸建」と。おそらく上位に来るのはSUUMO(スーモ)さんの広告です。

次に出てくるのはバラバラですが、合川町だけで検索しても1つの物件に対して、群がるようにたくさんの業者が出てくると思います。

それは良くても金額がバラバラの場合があります。例えばA不動産は1,899万なのに対して、B不動産は2,099万円と...。これはどちらが正しいのか?

おそらくその答えは、A不動産が正しいです。それは早く情報が届いただけで、B不動産は知り得なかっただけと推測されます。

その際、お客様が問い合わせをする確率が高いのはA不動産です。安い訳ですから。ですが、ここにも盲点があります。

タッチの差で決まってしまうのが不動産

´いつまでもあると思うな親と物件´という格言があるように、不動産というのはいつか必ず売れます。

一つの物件に目を付けていたとしても、あなたが良いと思った物件は他の人から見ても良い物件なのです。

A不動産に連絡し「内覧できますか?」と伝えても「あーもう売れてしまいました」と言われることがあります。

続けざまに「他の物件がありますが、どの辺りでお探しでしょうか?」とこう来ます。

これはこれでオトリの可能性はあります。売れているのにいつまでも掲載しっ放し、これは確信犯です。消し忘れと言うのも当然ありますけどね。

極端に安い1,499万とか、1,599万とかの一戸建てに多いケースです。(久留米市内の場合)

これには気を付けましょう。この価格帯となると業者がハイエナのように一斉に群がってきます。

そうなると、売主側でも対応ができず、買主が決まっている場合でも、名簿欲しさに「はい、案内しますよ」と平気で言ってきます。いわゆるオトリというものです。いやぁ~、怖いですねぇ。

物件は安ければ安いほどアクセス数も多くなり、タッチの差で決まってしまう可能性が高くなります。

なので、もしあなたが買おうかどうしようか迷っている物件があるとしたら、早目に答えを出したほうが良いでしょう。

ま、ご用心ください。

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