建設中の現場、よくある隣人からのクレームやトラブルの実態とはこれです!

トラブル・クレーム解決事例

クレームを受けた時の不動産屋の対応とは?

ある地域「O市」において弊社では売主より依頼を受け、設営に行きました。

設営とは看板やのぼり旗を現地に設置することです。

よく目にするあれですよ、「オープンハウス」や「現地内覧会」等です。

あれを設置するのも結構骨が折れる仕事ではありますが、宣伝効果にはなります。なると信じてやってます!(笑)

そして先日、O市の現場にてせっせと作業を行なっている最中、お隣さん(以下、オバちゃんと称す)から声がかかりました。

最初は「ちょっと!」という感じから始まり、´うわっ、ヤバい!´と思ったんですが、そこは割と慣れている私、「どうされましたか?」と答えると、「おたくの業者か何か知らないが業者の対応をが物凄く雑!最悪よね!!」と。

感情的になっているお隣さんへの対応は?

私は「詳しく聞かせてください」と言うとセキを切ったようにオバちゃんは話し始めました。

「まず挨拶も何もしない、前の道路はドロだらけ、壊さなくてもいいブロックは壊す、蚊取り線香は放りっぱなし、建て方も総二階で日当たりも悪っている」と。

とにかく言いたい放題!私は当事者ではないものの、「それは申し訳ありませんでした。販売させて頂く立場としては建主様に責任を持って伝えておきますので」と深々と頭を下げました。

するとそのオバちゃん、心を打ち解けたのか、笑顔に変わり、「あなたに話してもしょうがないかもしれんけど、どう思いますか?自分達の敷地の前だけならともかく隣の土地の前をこんなに汚されて、近所の人達もかなり印象悪くされてますよ」と。

矢継ぎ早に、「お隣に建てた前のA社は本当に対応が良かったですよ、気持ち良いくらいに」と。

確かにそうです、私がオバちゃんと同じ立場であれば同じ気持ちですから。

私はすかさず、「いやあ、たしかにおっしゃる通りですね、気分を害されたようで大変申し訳ありませんでした。」と、また深々と頭を下げました。

隣人とのトラブルはここから始まる?

でもこれはオバちゃんがクレーマーというわけではなく、話を聞けば聞くほど、とーっても話が分かる良いかたである事を確信しました。

なのでちゃんと名刺を渡し、「何かあれば私が責任を持って橋渡しをいたしますので、ご勘弁頂けますか?」というと、笑顔で「頼みますよ」と。これはこれで良い出会いだったなと思った出来事でした。

皆さん、お気を付け下さいませ。

Fudousan Plugin Ver.1.7.14