ある金融機関の融通の利かなさに驚愕し、唖然としたその理由とは…。?
あまりブログで書きたくなかったのですが、お客様のためのお役立ちブログですので、あえて書かせていただきます。
先日の契約のことです。
買主は公務員の方で何かと大変な職業で、たまに当直があるそうで、その間はある場所に缶詰め状態の仕事です。
契約後、金融機関を訪れ、本申込みを行いました。
通常の流れで行くと、決済日をある程度決めて金融機関との正式申込みに臨んでいますので、それに向けた日程の話し合いとなります。
金銭消費貸借契約
略して「金消(きんしょう)と呼んでいます。
正式名称がこれで合っているのか分かりませんが、銀行との正式契約のことです。
先日行ったのは申込みで、通常は早くて10日、遅くて2週間かかって承認が得られます。
その承認が得られた後、金融機関との正式契約(金消)が行われますが、これは必ず本人との面談の上で行います。これはどこの金融機関でも同じです。
代理人で済めば何も問題はありませんが、必ず本人でないといけません。
それが終わって決済です。
決済日=残金支払いと名義移転を同時に行う最後の儀式です。
これは代理人でも大丈夫です。何だか分かりにくくて変な話ですが、銀行は大金を融資するための契約なので代理人では不可ということなのでしょう。
日程調整に一苦労
その金融機関、買主との金消日程の打ち合わせの中で、買主が空いている日時に限って、
- 営業時間外
- 店舗休日
- すべて予定が埋まっている
- 出向くこともできない
とのことで、買主が「そこしか空いていない」といくら言っても合わせてくれない様子。
私は唖然としながらも「なかなか買主さんも時間が取れないので何とか時間をオーバーしてでもご対応願えませんか?」と尋ねると、「無理です」との一点張り。
一向に日程が噛み合わず、買主は前倒しで時間が取れるかどうかを上司に確認すると、その上司も「上に聞いてみないと分からない」と…。
完全にトホホ状態でした。
日程調整は慎重に行わないといけない
誰かがどこかで何か無理をしないといけない日程調整。
つまりは何かを犠牲にしないと日程は調整できません。
そこをうまく折り合いを付けて一番努力しないといけないのは金融機関だと思います。
営利企業ではないのかもしれませんが、「それはいくらなんでも」と思うような断り方をされるので、正直今後の付き合いというのも考えないといけなくなります。
私は「どうにかならないか?」と問題提起をしています。
他の銀行さんは「OKですよ。夜でも一向に構いませんよ。出張も出来ます」と言ってくれています。
別に私は文句を言っている訳ではありません。
「これで良いのか?お客さんがいらっしゃるから高い給料をもらっているのではないのか?」と。
皆さん、ご注意ください。