不動産仲介業の売買、もっとも重要なウエイトを占めるのは〇〇だった!?
不動産仲介業を始めたのが35歳のとき、私は26歳のときに宅建試験を受け、たまたま運良く合格。
すぐに不動産業に就職すればよかったのですが、私はこの不動産業という仕事のイメージが「セールス」だったものですから、手当たり次第に呼び鈴を´ピンポーン´というイメージが払拭できなかったという理由があります。
それと不動産業を嫌っていた一番の要因が、「水曜定休」が原則ということでした。
なぜ平日の休みが嫌だったのか、それは私が´大の競馬好き´だったからです。(笑)
それもJRA(日本中央競馬会)です。ご存じのとおり土日開催です。
すると、不動産業では参加できない、それが一番の原因です。(なんと愚かな…。)
でも私は少しでも豊かな生活を送りたかったため、´若い時くらいは好きなことをして生きていきたい´というのがありましたので、正直仕事に対して真剣に向き合っていませんでした。
売買専門店が初の不動産業
話は戻りますが、35歳の時に某大手不動産仲介会社に就職し、売買専門店だったものですから、結構ハードルが高い!
ちょっと私には「敷居が高すぎるよ、荷が重いよ」てな感じでしたが、どうにかこうにか毎月のノルマは達成していました。
最初のころは駆け出しで、「どうやって仲介業って利益を出すの?」と思っていたくらいですから。
その日々の業務の中、大事なことは調査力ということに気付き始めました。
調査がすべてだといっても過言ではないくらいです。
売買で一番重要な仕事は調査
件名に記載したとおり、もっとも重要なことは´調査´です。
持論ですが、売買営業に関して言えば、ウエイト割合は、調査7割、交渉2割、接客1割だと思っています。
調査が十分であれば、少々交渉が難航しようとも、接客が少々悪くても物件は動きますし、仕事もできます。
調査が不十分であれば、どんなに交渉や接客がうまくともトラブルばかり起こして仕事になりません。
賃貸営業になると、業務内容が事務処理のウエイトが大きく加算されますので、割合がかなり変わってきます。
(あくまでも持論なので正解かどうかはわかりませんが。)
調査内容は、その担当する物件にまつわる調査ですね。
現場100回とは言いませんが、何気なく1回見たくらいでは分かりません。
徹底した調査
隅々まで見ますし、周辺環境も見ます。それはそれは徹底したものです。
それでも見落としがあります。それは仕方ないとしても、ちょっとでも気付いた点はあらかじめ調べます。
調べることくらいはそんなに大した行動ではありません。
役所調査だったり、近隣に確認したり、売主さんに確認したりと、調査対象者はたくさんあります。そこで手を抜くと大変だったりしますね。
書けば本当に長くなりますが、約8年間、その売買専門店で培った調査力には自信があったりします。
それだけ経験しましたし、何がポイントになるのかを一応は知っているつもりです。
それだけ失敗もしています。失敗しないと覚えないんですね。
上司や会社からも相当怒られ、何よりも辛かったのはお客さんから「何やっているの?」と怒られることですね。それがつらいです。
怒られるのは会社からでも上司からでもいいんです。お客様からの言葉が一番身に沁みます。
そこで学んだことは´決して逃げないこと´です。逃げたら相手の感情は増幅します。これは間違いありません。
逃げることは簡単ですが、逃げることで自分はラクかもしれませんが、何の解決にもなりません。
トラブル、クレームから逃げることは絶対にできません。これからもそうです。その中で感情のもつれでそうなったときはお互いが必ず膝と膝を突き合わせて話し合うことだと思っています。
この調査するという行動がいかに重要か、これからもブログにアップしていきたいと思います。