リビングで勉強すると子供の成績が上がる?LDKにこだわった家づくり

不動産に関するお困り事・ご相談事

先日、テレビであった内容ですが、目からうろこ状態でしたので、ご紹介したいと思います。

少子化が進んで今後もその傾向は止まることを知らない現代日本人ですが、それに合わせるかのように家づくりもどんどん変わりつつあります。

時代と共に間取が変わっていく?

今でこそ、新築では建売や注文にかかわらず、カウンターキッチンというのが主流になってきて、広いリビングが求められてきています。

どうかすれば、マンションであれば26帖~のLDKというのも珍しくありません。

カウンターキッチンは文字通り、お母様(お父様)が炊事をする際、リビングダイニングを見渡すことができるもので、昔はそんな発想はなく、壁にベタ付けというのが主流でした。

なぜそうなってきたのかというのは今回は別として、それに伴い、お子様の勉強の仕方が変わってきました。

お子様はどこで勉強する?

小学生の間、お子様は3時か4時には帰宅されると思いますが、宿題があります。

その宿題をどこでするのか?、親としては「自分の部屋があるんだから部屋でしなさい」とこうなるわけですが、事実は違うんですね。

リビングに机を置き、そこで勉強する子供が増えているという事です。

そうすることにより、何かわからないことがあったらお母さんに聞くことができるからです。

なのでという訳ではありませんが、自分で調べるという習慣が無くなってきています。

ですが、実態として、リビングで勉強した方が成績が上がる そうです。

勉強机が小型化されている

リビングがそんなに広くない場所に大きな机を置いたら邪魔で仕方ありません。

タダでさえ物が集中するリビングです。掃除も大変になりますからね。

なので、小型化された勉強机が売れているようです。

しかも、その勉強机、改良に改良を重ね、横側に出っ張り部分を作り、その出っ張りは何のためか?

それはお母様が隣に座って、お母様がお子様の勉強のチェックをできるようにしたものだそうです。

これにはビックリしましたねぇ。これもゆとり世代の流れなのでしょうか?

中学・高校になったらどうなる?

上記のお話は小学生までの間はそうかもしれませんが、では中学に上がったらどうなのか?

さすがに自分の部屋でするかと思ったら、今度はテレビがあります。

なんと、テレビを見ながらこたつやテーブルの上でします。もう私は声を大にして言います。

テレビを見ながら勉強して成績が上がるわけないだろ~~~!!!

カウンターキッチンの種類

そういうわけで、もうそれならそれで仕方ないとして、カウンターキッチンは部屋中が見渡せる便利なものとして定着している感がありますが、吊戸棚が付いているかどうかで実生活が変わってきます。

私の体験談ですが、下記のような吊戸棚が付いているキッチン、これは我が家です。

吊戸棚付のカウンターキッチンのデメリット

これがあるメリットは単なる収納です。それだけと言っても過言ではありません。

ですが、上に入れてしまったものはなかなか取り出すことはありません。

下駄箱の上段に入れている靴を思い浮かべてほしいのですが、取り出すことはまずありませんね。

それと同じ状態で、一度入れてしまったものを普段は頻繁に出し入れする事がありません。

一度入れたら入れっぱなしです。それが普通です。

それはそれで重宝する方も多いのですが、最大のデメリットは、見渡し(見晴らし)が悪いということです。

解放感もありません。

そして、これは実際に生活した人でないと分かりませんが、この吊戸棚があることによってリビングにいる子供との会話が聞き取りづらいです。

なので、奥様が炊事をしながらテレビを見ることも多いかと思いますが、リビングでくつろいでテレビを見ている状態からそのままの音量でキッチンへ行くと、テレビの音がかなり聞こえづらいです。

なので、テレビの音量をいちいち上げないといけません。

そして、水を出しながら炊事を行っていると、子供との会話も聞こえづらいのが事実です。

そんくらいいいじゃねぇかよ!と言われればそれまでですが、それを気にする人が多いのも事実です。

メリット・デメリットがありますので、皆様、いろいろと考えて家を買いましょう。(建てましょう)

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