無料査定は本当に無料?後から強引に迫る営業マンにご注意を!
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よく見られるチラシの内容です。私の家にもよくポスティングされています。
必要のない人にとっては只のゴミにしかなりませんが。
雨の日になんかに入れられていると大変です。
特にインク式のチラシだと色がにじんで手が汚れて嫌になります。
本当に無料で物件査定?
あれって「無料」を何度もうたっておりますが、本当に無料なんでしょうか?
私は売買仲介専門店に約8年間在職し、その手の内容のチラシも作成していました。
週に1回の「〇〇チラシ会議」というのに無理やり参加させられ、自分が作成したチラシを持ち寄って披露するというものす。
そして、何件の反響があり、何件の媒介(依頼)を取り、結果成約に至ったかどうかの経緯を説明するという、何とも面倒で意味のないことをやっていました。
会社としては、´従業員に仕事を指示している感´というものを出さないといけないのでしょうが、我々からすれば何の変哲もない報告会に毎回回参加しなければならないのは苦痛以外の何物でもありませんでした。
そんな身の上話はどうでも良いとして、無料というのは本当に無料か?ということですが、
無料です!
ではなぜ無料なのか?、その答えはズバリ!
タダ働きが継続してもトータルでプラスになれば会社は儲かる
その査定した不動産を売って手数料をもらえれば、実際に成約まで至らなかった費用をすべてチャラにできて、しかも多額の手数料が入ればそれで良いからです。
要は「無料」を謳うことによって、「見込み客」を増やしているという事に外なりません。
これを有料にしてしまうとどうなるのか?、それはそれでよいと思いますが、件数が集まらず、見込み客から´今すぐ客´までに育てるには件数が少なくなりすぎるため、有料にしないのです。
売主さんは他の不動産仲介業者に査定依頼しているケースも多いため、後からしつこく「早く売りませんか?」と迫ってくる営業マンも多いです。
有料にすれば優良なお客様が依頼?
ダジャレになりましたが、有料にすればしたで、反響がもし来た時のお客様の質はかなり良いでしょうね。
私も以下のようなケースが結構ありますよ。
お客様:本当に無料で家の査定をしてくれるのですか?
私:はい、もちろんですよ。
お客様:いやーそれでは申し訳ないのでお金を払いますよ。
私:いえいえ、無料で行っておりますので、一銭も頂戴するわけにはいきません。
お客様:じゃあ頼もうかな?
という感じです。このお客様、一見して非常に質の良いお客様に感じますが、その結果、 100%に近い確率で
売ることはありません!
お客様は馬鹿ではありません。
「不動産屋は他人の家を売って手数料を取ることでちゃっかり儲かっている」ということを知っているからです。
チラシを見ただけで直ぐに「無料で査定してくれるんだったら、じゃあ売ろうか!」なーんてこと思う方はいません。
「査定代を払うから」とおっしゃるお客様は、「売る気は一切ないが、只単に自分の家の相場を知りたい」か「何かの資料に使用するため」という確率が高いからです。
ちょっと高飛車な態度で来られるくらいがちょうどよかったりします。
「あなたに売らせてやろうかな?どうしよっかな?」ってな感じで...(笑)
真摯に対応しますよ、カツキ不動産コンサルでは、訳あり物件から居住用、投資用物件の売却不動産を得意としていると言ってもよいでしょう。
頑張りますよ!