ADR研修を受けました,身近なトラブルの紛争解決をしてくれるそうです
先日、宅建協会主催のADR研修なるものをを受けてきました。
とてもタメなる研修でした。一般の方々にこういう制度があることを知ってもらいたいと思います。
「ADR?AEDなら知ってるけど...」と私も思いました。
裁判、調停とは違う、街の法律家が立ち会います
裁判や調停といった耳慣れた制度は一般的によく知られていると思いますが、非常に重たいものを感じます。一瞬で嫌な空気が流れます。
お金や時間がかかり、面倒というイメージがありますが、このADRというのは、町の
法律家である司法書士が間に入り、話し合いに入ってくれるというものです。
不動産トラブルにかかわらず、知人同士の金の貸し借りにも対応してくれるそうです。
民事調停というのは裁判所に申し立てるので、当然ながら土日や平日の夜間は対応してくれませんが、このADRという制度、司法書士の先生が仲裁に入ってくれますので、土日でも夜間でも対応してくれるそうです。
これは良い制度だと思います。よくここまでやるなぁと感心しました。
聞きなれない言葉ですので、難しく感じます。馴染みがない言葉に否定的で拒否反応を起こす人もいます。
実際に私がそうですが、民事調停や裁判というといろいろ手続きも大変なイメージが湧きますが、ようは「そこに行けば話を聞いてくれるよ」という窓口ことです。まずはそこからがスタートです。
弁護士や裁判所よりも敷居が低い
弁護士は30分5,000円というのが一般的な料金体系ですが、この制度は1回の話し合いで3,000円ポッキリだそうです。
弁護士というとよくテレビに出てくる職業で、敷居が高そうですよね。
それと比較すると、司法書士という先生は身近にいる法律家ですので、話はしやすいです。
例えて言えば警視庁が弁護士なら町の駐在所が司法書士みたいなもんですね。
司法書士の先生とはよく気軽に相談したりします。不動産屋が一番関係してくるのは「登記関係」です。
所有権移転に関係してくる権利上の相談がほとんどで、登記簿の内容がイレギュラーな場合があり、一瞬「んっ?」となるときがあります。
そんな時はすぐに先生に連絡します。街の法律家ですから、気軽に応じてくれるのが魅力です。
トラブルが深刻化する前にご相談を
よく不動産業界はクレーム産業と言われます。それは生活に密着したことですので、事態が深刻化する場合が良くあるからです。
その前にそうならないように早めに手を付けるというのは非常に大事なことです。
不動産に関すること、まずは我々が対応するのですが、それでも対応が難しいと判断した場合は「そういった制度がある」ということを我々も知っておく必要があります。
一般の人からすれば、゛不動産屋は何でも知っている゛と思われています。
なので、入居者様やオーナー様から聞かれて「そんなことは分からない」では通りません。
最終的には何でも´落としどころ´というのがあります。誰もがトラブルを望んでいるわけではありません。
なかには変わった方もいらっしゃいますが...。自らトラブルを望んでいる方も...。
そのようなかたは論外として、トラブルを一刻も早く円満に解決するための制度です。
何かあればご相談ください。
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カツキ不動産コンサル
代表 香月 秀明
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