これしか手はない!?車両水没時に安心して補償を受けられる方法とは?
お約束通り、前回の続きです。
近年の局地的な大雨(ゲリラ豪雨)、その原因は急激に発達する積乱雲です。
積乱雲の原因は地球温暖化の影響に伴う海水温等の空気の上昇、それと上空の寒気がぶつかり合うことによって気圧が高くなり巨大な積乱雲をつくり、局地的にそして長期的に雨を降らせるものです。
車両保険とは?
車両保険とは、万が一事故等が発生した場合、自分の車両の損害額を補償してくれるというもので、保険額の範囲内において修理費用が保険会社から支払われます。
いろんな事故形態があります。
- 追突(逆突)
- 相手車両との衝突(接触)
- 自損(一人相撲)
- 当て逃げ
- 盗難
- 車上荒らし
- いたずら
- 飛来物による損傷
- 自然被害(地震、津波、噴火、戦争、テロ除く)等々
車両保険に入ると当然ながら支払う保険額は高くなります。
車両によって様々ですが、2万〜5万、新車になればなるほどその額は高くなりますので、「車両は入らなくてもいいや」で入っていない人も多いです。
何せ任意保険すら入っていない人も25%、つまり4人に1人はいるというほどですから、車両保険未加入者はもっとたくさんいると思います。
それは「お金がもったいない」という理由と、自分の運転に自信を持っているという証なのかもしれませんが、事故はいつ何時誰にでも降りかかってくるものです。
どんなに万全に注意して運転していても降りかかってくるものです。
例えば中央線がある優先道路を走行中、路外から突然進入してきた車両と衝突した場合、どんなに避けようがなかったとしても10%は過失があるとみなされ、賠償金が減額されます。
そして相手方の保険会社から手厚い補償が受けられると思いますが、その際、自分の車両に対しての修理費用に関しては車両保険に加入していなかったら十分な補償がないケースがあります。
その理由は自分にも過失があるからです。それが車両保険に加入していれば過失がどうこうは関係なく車両保険が優先され手厚い補償がなされます。
自然災害でも車両保険は使える
自然災害の際、車両保険に入っているという事が大前提となりますが、問題は前回も書いたように代車の問題が出てきます。
大雨洪水警報が出たら、ほとんどの方々は車の移動を最初に考えますが、すべての方々が移動する訳ではありません。
「うちは大丈夫」と思っている方も多いでしょうし、そのような安全な場所であれば車が殺到し、停められない可能性も高いからです。
では手をこまねいて水没していく車両を見つめるしかないのか?
はい、それは仕方のない事なのです。ですので、まずは車両保険に加入し、水没したら補償してもらい、且つ代車も手配してもらいましょう。という事です。
代車は手配してくれるのか?
その代車を直ぐに保険会社が手配してくれるのか?についてですが、自然災害ですよ、交通事故のようにあなた様1人だけではありません。
それこそ保険会社から指定された修理工場には代車要請が殺到します。すると代車を借りる事は出来なくなり、待つことしか方法が無くなってしまいます。
代車費用まで補償してくれる優れもの保険とは?
ではその費用は誰が払うのか?という問題になります。
これが代車費用特約というものです。
これを付帯しておけば指定修理工場に代車がなくても保険会社がレンタカーを手配してくれます。
支払う保険料は年間で僅か数千円です。
有事の際、台車の手配がされなかったら困りませんか?
それを年間数千円の支払いで100%代車が手配できるのであれば安いものです。
各保険会社によって細かい内容は違ってくると思いますが、万が一の有事の際の保険です。
備えあれば憂いなしです。よく確認してみてください。