瑕疵保険は売主買主双方に大きなメリット?中古住宅市場が注目!

不動産に関するお困り事・ご相談事

不動産業者(仲介業者)が存在する意義というのは、売主買主が取引後にトラブルにならないよう、安全かつスムーズに取引することです。

我々が最善の努力を尽くしてもトラブルやクレームが完全になくなることはありません。

その理由は、商品が物件だけではなく、それを売却・購入するのは´人様´だからです。

取引相手の性格によっては、我々が同じサービスを行っても、個々の性格によっては、「そこまでして当然」という方もいらっしゃれば、「ここまでしてもらってありがたい、とても感謝している」と言ってくださる方もいらっしゃいます。

それとは別に、物件に関することで、瑕疵(欠陥)が後で発見されると、お互い気持ちが良いものではありません。

瑕疵保険とは

そこで売主様に対しては契約後の「瑕疵保証」、買主様に対しては購入時の「登録免許税の軽減」、「住宅ローン減税」が受けられる可能性があることを説明して瑕疵保険をどうされるかを説明しております。

我々不動産業者としても、会社として経営している以上、後々のトラブルというのは気持ちが良いものではなく、買主様の人生の中で最も貴重な買い物をお手伝い出来るやりがいのある仕事ですので尚更です。

ですので、お互いに満足してほしいという理由から積極的に活用してほしい気持ちで説明しております。

あくまでも任意

その説明をすると、どちらかというと、買主様のほうから「それだったら入ったほうが得ね」と言われます。が、あくまでも任意です。

検査・保険料に関しては目ん玉が飛び出るように高額な料金というわけではなく、10万以下で済むことが多いです。そのことを考えると入らない手はないということです。

今でこそ、インスペクション調査(建物診断)をして、今の状態がどうなのかを事前に専門機関が調査するケースも増えてきましたが、保険というのは万が一何かあった時の保険ですので、意味合いが違ってきます。

中古市場の活性化

これからの空き家問題が増える一方で、中古市場がより取引される可能性が高いことは明白ですので、価格競争に巻き込まれないため、弊社では「付加価値を高めて売却を提案する事」を強化しています。

築年数が15年から25年位の中古住宅は外壁塗装や水回りのリフォームをしている可能性も高く、割と程度の良い物件も多いのですが、肝心な雨漏り、シロアリ、給排水等設備等、生活に必要な大掛かりなリフォームはしていないことが案外多く、トラブル3部門にあたる瑕疵ですので、これを引き渡し後に補償してくれるとなれば買主様としても安心です。

新しい物志向が強い日本人ですが、新車より中古車、新築より中古物件という気持ちが根強いのも事実、中古市場をより一層活性化させるためには重要なことです。

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