冠水(浸水)被害を気にしても無意味?対処策を伝授!同業者閲覧禁止(笑)
近年の集中豪雨に伴う浸水被害、数年前までは何も気にしていなかったことが、ここ近年幾度となく被害に遭い、心配している人が多くなってきました。
以前、このような記事を書きました。
弊社事務所がある長門石は筑後川への支流が少ないため、浸かりそうで意外に浸からない地域と言われ、大規模な浸水被害は聞きませんが、局地的に降った場所では「床下ギリギリまできましたよ」という声があったのも事実です。
「ここは絶対安全」という場所はない
思ってもみなかった地域が浸かる可能性もないとはいえないこのご時世です。
浸水しやすい場所に住まれている方にとっては、毎回毎回悩まされていると思いますが、浸水しにくい場所であっても今後どうなるのかは正直誰にも分かりません。
逆に「ここは完全に危ない」と思われていた場所でも意外に大丈夫だったという事もあるわけです。
ですので、万全を期して安心した生活を送るには何を一番気にする必要があるのかをお話ししたいと思います。
大雨予報の際、まず最初にやるべきことは決まっている?
はい、決まっています。よく耳にします。
車の移動です。
当たり前ですが、駐車場は道路と同じ高さにあります。ですので、大雨が降って浸水したらまず心配するのは車の水没です。
タイヤの半分以上まで浸水したら電気系統が故障しますので、動かなくなる可能性が高いといわれています。
その高さ約40~50cmです。ということは道路もそれだけ浸かっていますので、歩くことさえ困難となります。
火災保険の中で水災という項目がありますが、床上浸水または地面から45cm以上の被害と定義付けされているのをご存じでしょうか?
ですので、よっぽどのゲリラ豪雨でない限り建物被害で火災保険を使用するという事はないと思ってよいでしょう。
車は火災保険では補填されませんので、車は自動車保険で対応することになります。
自動車保険で注意する内容とは?
ここからが本題です。ネタバレになりますが、お客様のために書いておりますので、親しい友人知人には教えてやってください。
もしも車の移動ができないのであれば、何をするのか?ズバリお答えします。
車両保険に入ることです。「そんなこたぁ分かってるよ」と思っている方、落とし穴が待ち受けておりますのでお気を付けください。
車両保険にも様々な種類がありますので、もう一度ご自分の保険内容を見直してみてください。
「車対車限定」であったり、それだったとしても相手の車が特定されていないといけないものがあったりと少し複雑です。
では豪雨時の被害では大丈夫なのか?ということですが、水災時に適用される車両保険に入っていれば時価額の範囲内で保険金が出ます。
代車はどうなるのか?
これがどうなるのか?一番心配な部分ではないでしょうか?
完全に水没していて動かないわけです。自分だけでは動かせませんよね?
その場から保険会社に連絡します。すると、「弊社指定の修理工場が引き取りに来ます。代車は空いていればお貸しできますが、空いていなければお待ちいただくことになります」とこうきます。
「えっ!代車が無いと困る~~。」となりますね。でも空きがないときは仕方ないのです。
それを100%解消する方法を次回書きます。それが解消できれば心配しなくても大丈夫ですね。
いつゲリラ豪雨がきても怖くありません。安心して家も買うことができます。(笑)
知ってそうで意外に知らない人が多いのです。それだけ保険に関して「無関心」や「知ったかぶり」が多いということです。
保険は有事のための備えですので、知っていて絶対に損はありません。
お待ちくださいませ。