管理物件の敷地内に猫のご遺体を発見、その後,驚愕の結果が…。
よくありそうでないことですが、ついにありました。
管理物件の敷地内に猫の死骸(ご遺体というべきか)を発見しました。
幸いにも、遺体はとてもきれいで、撥ねられた様子もなくキレイなものでした。
病死?とも考えられる様子でした。
道路から3mは離れていたため、車から撥ねられたとしても3mも飛ばされないと思います。
向かいにはコンビニがあり、住宅街でもないため、首輪もなく、見た目にも野良であることは間違いないようでした。
病気か何かで歩いていて、敷地内の軒下でたまたまバタンと倒れたようです。
動物遺体の引取りの連絡先は?
連絡先は保健所かなぁと思ったのですが、調べたら久留米市の環境部資源課というのがあり、そこに連絡すると、「すぐに回収に来ます」とのことでした。
飼い猫であればもちろん飼い主がお金をかけてでもペット霊園で火葬するなり、遺体を自宅の庭に埋めて墓を作り供養をしたりするのですが、今回は事情が違います。
ですが、情は少し湧きますね。なぜこの場所で?と思うようなところでしたので。
何か特別な思いがあったのかと思ってきます。
年間何万頭と殺処分されている現実がある中で、何かの縁があって身近の敷地内で亡くなっている遺体を眺めながら「よく生きたね。苦しまずに死んだのかな?」と、単なる病気か老衰であってほしい。と願いながら処分を見守る私でした。
その後、驚愕の結果が待っていた?
しばらくその資源課の担当者を待っていたのですが、待てど暮らせど来ない、近所の通行人達からジロジロ見られるし、´変に思われたら嫌だなぁ´と思い、早く引き取りに来てもらおうと催促の電話。
すると、「すいません、別件で遠くにいてもうしばらくお待ちください」とのこと。
仕方なく待っていると、一人の女性が猫のもとへ駆け寄って、何やら立ちすくんだ様子、私はそれを見て近付き「朝から亡くなっていて今引き取りに来てもらうよう手配しております」と答えると、なんと、
「じつは、私が飼っていた猫なんです」と...。
私は「あぁ!そうなんですか。飼っていたということは外でですか?」と聞くと、「いいえ、家の中なのですが、ついドアを開けた瞬間に出て行ってしまって、それで病気がちだったんです」と。
私は何も言わずしんみり、女性は「すいませんでした」と言いながら、死後硬直した猫を抱えて去って行かれました。
とてもかわいそうな話でしたが、これもトラブルの一環として体験談を書きました。