条件が厳しかったのですが物件見つけましたよ!塗装屋M様のご紹介です。
先日、お引渡しが終わりました。
T市N町の物件をご購入いただきましたM様のご紹介です。
M様との出会いはですね、もう1年ほど前にM様より同じT市内の違う物件の問い合わせを受けました。
とにかく条件が厳しく、
- 最低駐車4台
- 倉庫が置ける庭の広さ(塗料置場として使用するため)
- シングル葺き以外
- T市内
これを聞いただけで「ワオ!!」となりますし、他の不動産屋からしても「そんなんね~だろ」となります。
それは全体的に物件が少ないからです。
最初の1つ目である駐車4台だけでもハードルがめっちゃ高いです。なかなかありませんから。
2つ目はよくありますが、田舎に行けば行くほど土地が広くなりますので、これはたまにあります。市街地であればあるほどお庭が小さくなり、庭がまったくない物件もあったりします。
3つ目のシングル葺きというのはアスファルトシングル葺きのことで、それはそれで十分な良さがあるのですが、このM様、塗装のプロです。
「自分好みの塗装をするにはシングル葺きじゃいかんっちゃんね~」と絶対条件を突き付けられました。
´シングル葺き´という種類があることは建築屋さんであれば当然知っていますが、不動産屋の大半は知りません。
「知ってるよ」と口では言えても、実際の現物を見て「あ~これはスレート、これは瓦、これはシングル」と分かる人は不動産屋にはほとんどいないと思います。基本´見ていない´し´見る気もない´からです。
4番目のT市内というのは現在のお住まいがT市ということで、そこから離れると奥様のお仕事の関係でよくないということでした。
お客様を追える?追えない?リストがある
最初の物件をご案内した後、どうもお気に召さないご様子、「3つ条件はクリアしているがシングルだからね~、そげん急がんからね。でも買うときは香月さんから買うけん」とおっしゃってくださいました。
私は´これが無理ならなかなか他にないなぁ~´と思い、追える顧客リストにM様を入れさせてもらいました。
追えるお客様というのは、「条件が合わないから他にも探して連絡下さい」というものです。
追えないお客様と言うのはお話が全く具体化されておらず、´ふらっと見に来ただけ´とか´まったく買う様子がない´と私が肌で感じたお客様の事ですね。
無理矢理リストに載せたとしても、後で連絡したときに電話に出てもらえなかったり、何回かけても出てくれなかったり、折り返しも全く無かったりと、であれば´断ってもらった方が全然いい´となります。するとお互いが嫌な気分になりますからね。
数か月後にM様より連絡
はい、本当に買う意思のあるお客様というのは実行力があり、お客様のほうから連絡してくださいます。
今回もM様の方から連絡があり、「なんかないですかねぇ、買うときは香月さんから買うから」と数カ月前と同じ事をおっしゃってくださり、それから私も本腰を入れて探しました。
すると、あったんですね~。まさに見つけたときは「あった!!」って感じでしたよ。
4つの条件というのはなかなか無くて、それは不動産関係者でなくとも、一般の方でも「そんなんねぇよ」とさじを投げるほどの条件です。
それが奇跡的にあったんですね。それから案内ラッシュですよ。というのもこのM様、7人家族でなかなか予定が合わず、今日は2人、数日後に奥様とかバラバラ案内でしたね。
競馬好きなM様、とても話が合うのでまたお会いしたいと思います。
本当におめでとうございます。