物件数減少!世の中に2つとない不動産、良質物件はタッチの差で決まる?
不動産というのは世の中に種類が数多くあります。
- 土地
- 戸建て(新築、中古)
- マンション(新築、中古)
- ビル
- 店舗等々
弊社がメインで取り扱っているのは新築の戸建てなのですが、よく街角で見かける「〇〇戸分譲開始!」とか「オープンハウス開催中!」とかありますね。
それは一団の土地を分けて土地や戸建てを販売したり、限定1戸であったりもします。
分譲されている土地を例にとっても、
- 南側道路
- 北側道路
- 西側道路
- 東側道路
- 広さ
- 駐車場の位置
- 日当たり
- 隣地との関係 等々
というように条件が違いますし、土地の位置が違ったりもします。
マンションであっても、
- 角部屋
- 中部屋
- 広さ
- 間取りの違い
- 階数 等々
一つ一つ条件が違ってきますし、何と言っても価格が違う場合があります。
同じ場所にあったとしても価格が違えば誰もがまず価格を見ます。
不動産は人それぞれの価値観
人それぞれ価値観が違いますので、一つの物件を違う人が見れば違う価値観を持って判断します。
Aの人が悪いと思っても、Bの人は「これは良い」と思うし、Aの人が良いと思っても、Bの人は「これはダメだ」と思う場合もあります。
不動産というのは2つとして同じものがありません。
ですので、自分が「これは良い!よし買おう」と思っても、ずっと前から他の人が目を付けていて既に契約されている可能性だってあるわけです。
それは見た目では分かりません。では誰が一番わかるのか?
それは売主様ご本人にしか分からないことです。
買うも売るも当事者が決める?
はい、まずは「売る」という決断をするのは売主様です。そして、「買う」という決断をするのは買主様です。
その間でその話をまとめるのが不動産業者(仲介業者)です。
商談のキャッチボール行われるわけです。その代行をするのが不動産業者です。
ときには我々業者は右往左往する場合があります。状況が数時間後に変わるケースがあるからです。
売主様が「1,000万であれば確実に売ります」と言っていたとします。そして買主様が「では1,000万で買いましょう」と言ったとします。
一見、商談成立のように感じますが、その最終回答が一足遅かったらどうでしょう...。
他の人が数時間前に「買う」という意思表示を表し、尚且つ、住宅ローンも通っている人であれば...。
そうです。買えないケースが出てきます。目に見えるものではないからです。
買主様が「一生の買い物だから」と言って迷うのと同じく、売主様も「その条件では...」と迷うのと同じです。お互いに関係性はイーブンです。そこに、どちらが有利とか不利とかいうのはありません。
それもこれも最終的には売主さんの判断になります。良い物件はタッチの差で決まります。
新築の物件数が減っている?
現在、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、物件の数が確実に減ってきております。
ということは、「昨日まであった物件がもう売れている」という現象が出てくるのは当然です。
「え~~~!これまで全く売れていなかったのにもう売れたの!?嘘だろ!!」という事態が頻繁に出てきております。こうなると状況は一変します。
買主様の立場からすれば、売主さんの身になってみると分かりやすいと思います。「少しでも条件の良い方に買ってもらいたい」となるはずです。
良いと判断された物件は早めに、そして条件に沿ったご決断をされることを強くお勧めします。
皆さん、ご注意願います。