オープンハウスは効果ある?冷やかしも多い,営業マンの腕が試されます
よく見かけるオープンハウスのチラシや捨て看板。
現在では自治体による規制が厳しく、電柱の貼り紙が禁止されておりますので、広告活動と言えば、
- 新聞折り込みチラシ
- 近隣ポスティング
- ネット告知 等
以上の手段しかあまり思い浮かびません。
当然、大手になればなるほど広告活動の手段が広がります。
オープンハウスは集客が目的?
なので、オープンハウスを実施する場合、単なる「集客」という目的でいえば、大量の広告活動が可能な大手の会社が一番有利と言えます。
ではそもそもオープンハウスという手段が本当に売れる方法なのか?ということですが、新築マンションであれば、某大手デベロッパー(大京等)が竣工前にモデルハウスを準備(用意)して、ありとあらゆる手段を使って大々的に広告します。
それはオープンハウスというより、モデルルームを建てるわけですので、竣工(完成)前の新築を売る手段としては一番の広告活動です。
一般の中古マンションや戸建てをオープンハウスで販売する場合、大手、中小に関係なく行う訳ですが、その手段となれば、完成した物件にどうやってお客様を呼び込むのかが最大のポイントとなってきます。
知人の紹介が一番固い
それこそ営業マンの知人が「買いたい」となれば呼ぶだけでいいわけですが、圧倒的にそれでは足りません。
そうです。新規来場客を呼び込むことが一番なわけです。
それは「新築がほしいなぁ」という意識ではなく、潜在的な意識を持った方に訴えて、「ちょっと見に来ませんか?」程度のお客様を呼び込み、見込み客として囲い込み、それを「今すぐ客」まで育て上げる作業となってきます。
なので、見込み客をつくるためにやっているようなものです。
決める人は即効で決めます。
「こんな物件を探していたんだ!」ってな感じで、別に´清水の舞台から´どうのなんて考えずに決めます。
ローンが厳しい属性の人も多く、キャンセルもある
ですが、そんな即決のお客様の約半分はローンが通らなかったりします。(笑)
それとは別に約1割は翌日にキャンセルをくらいます。(笑)
そういう方々を我々は業界用語で「買う買う病」と呼んでいます。何でも「買う買う」といって我々に期待をさせる人です。そういう方を相手にするのも我々の仕事です。
冷やかしも多い
あとは冷やかしです。これも笑っちゃいます。
最初から「私は冷やかしですので説明はいいですよ」と言ってもらったほうがよっぽどラクなんですけどねぇ。(笑)
買う気が全くないのに、いかにも買う雰囲気感を出しながら内覧されると、それが一番困ります。
ですが、オープンハウスの達人というのがいて、「その冷やかしで見に来た人が買うんですよ」と自信たっぷりに言う人がいます。
これはすごいですね。いったいどうやって売っているのか、とっても興味があります。
集客もそうですが、それだけではない特別な売り方があるのだろうと思ってしまいますが、最後は熱意と情熱
ですね。
私もたまにオープンハウスしますが、それほど得意ではないのかもしれませんね。
ですが、不動産といった商品は特異なもので、商品ありきの商売なので、特別変な営業マンでなければ売れちゃうのかもしれませんね。