購入時より安く売ったのに税金がかかる驚きの理由とは?そこには落とし穴が!?
固定資産税とは、不動産(土地・建物等)を所有しているオーナーが市町村に納める税金です。
減価償却という概念
よく耳にしますよね。減価償却という言葉。分かりやすくよくある事例をご紹介したいと思います。
4,000万で買った物件を20年後に3,000万で売却したとします。
ここで大半のかたは「損したから税金はないや」と思われるのでしょうが、ところがどっこい!ご心配なく。
落とし穴が待ち受けております。
細かい計算方法は省いたとして、購入したときの4,000万が丸々取得費として認められる事はなく、最終的に2600万が取得費になります。という事は…。
はい、3000万で売ったら400万の利益が出ちゃいましたねー、はい、残念...。となります。
ちなみに400万の利益が出た際、約20%の税金を支払わなければいけません。
その額80万です!
これが20年ではなく15年後の売却だったらいくらの取得費になるかを計算すると、そこでようやく3,000万という取得費が認められ、非課税となります。
という訳で、利益が出なかったから非課税というのは早計というもので、不動産屋だったらこれくらいの計算はチャッチャッと出来ないといけません。
ちなみに先ほど申し上げた減価償却されない´ある一つの物´とは何か?それはまたの機会に書きたいと思います。この世に存在する物で古くなることがない物はたったの一つです。
それに何と消費税もかかりませんよ!
検索したら出てくるのかもしれませんね。ま、ご用事ください。