シャッターを閉めたら家内から怒られた!?その衝撃的な理由とは...。
先日の台風、皆さんご無事だったでしょうか?
ここ数年間、「台風が来る来る」と言いながら、いつの間にか通り過ぎて行った。
「何事もなかったじゃねぇかよ~~~!!!」という事が多かったです。
いわゆる来る来る詐欺です。(笑)
昔は今のようにシャッターが普及していませんでした。昔は雨戸でした。
雨戸は横にスライドして収納するもので、3枚か4枚を収納庫に入れていました。あれは面倒くさかったです。手も汚れますし。
それさえも付いていないときはどうしていたのか?お父様連中が夜通しで、板をあてて金槌(かなづち)でカンカンやっていたものです。
シャッターを閉める目的とは?
昔の家は今のようなペアガラスではなかったため、飛来物で窓が割れないように雨戸を閉めるか、金槌カンカンのどちらかでした。
今でも古い家はやっていますよ。よく見かけます。カンカンやってます。
ではシャッターを閉める本当の理由は何なのか?大きく四つです。
- 空き巣を防ぐため
- 飛来物を防いでガラスを守る
- 極寒・猛暑の際にエアコンの効果を高める
- 防音対策
まさに良い事づくめですね。それ以外に何か目的があったら教えてほしいものです。
おそらくそれ以外の目的はないはずです。
シャッターを閉める派?、閉めない派?
これは大きく二分するところですが、これまで私が新築建売を手掛けてきたなかで、シャッターが元々付いていない新築がありましたし、今でもあります。
これは´閉める派´と´閉めない派´とが大きく二分するため、ローコスト住宅では最大限にコストを下げて建てるのが目的だからです。
住宅会社からすれば、「必要であれば買主側で勝手に付ければ?」という感じだと思います。
「絶対ないといけない」派と、「無いなら無いで何も問題ない」派と分かれます。
この派閥により、夫婦間で大きく意見が食い違うととんでもない悲劇を生みます。
台風時にシャッターを閉めない理由は無い
先日の台風、ここ数年ではとても珍しい暴風雨でした。
我が家はS建設で約7年前に建てたもので、当然ペアガラスです。
ですが、これだけの暴風雨が来ると、窓というのはとっても弱いもので、風でビュービュー音が鳴って正直恐いです。
そうなると夜は眠る事が出来ません。よっぽど無神経な人でない限りは。
私は家族の一員が恐がっているのを気遣い、´これはシャッター締めとかないと´と思って2階の寝室に駆け上がり、すべてのシャッターを閉めました。
今のシャッターはかなり便利です。この開閉のしやすさ!
何かのロックを外したりする面倒臭さも全くなく、右腕一本で上下させるだけです。小学生の低学年でもできる行為です。
家内の放った一言に衝撃が...。
台風直撃ですので、少しは音が聞こえましたが、誰も怖がることなく安眠できました。
ですが、たった一人の言葉に私は衝撃を受けました。
「朝起きて暗いのは嫌だ!そして開け閉めするのが面倒くさい!」
ですよ。皆さんどう思われますか!?私は悲しくなりました。そしてショックでした...。
シャッターの価格、皆さんご存知でしょうか?
掃出し窓(床まである窓)は約9万円、腰窓(腰の高さの窓)は約8万もするのです。
それが我が家には1階と2階を合わせて6枚もあります。総額でいえば50万円分にもなります!
50万ですよ50万!5万ではありません。焼肉に何回行ける事か...(笑)
物にはそれなりの価値があります。たかがシャッターでも50万円もするということはそれなりに価値があるという事です。
私自身、シャッターの必要性を昔から認識していたわけではありません。シャッターが付いていない建売をよく手掛けていてお客様から教わったものです。
シャッターがない建売、お客様の反応は?
- 泥棒に入られそう
- 何か飛んできたら大変
- 夏の暑い時(冬の寒い時)はシャッター締めたらエアコンの効き目が全然違う
- えっ、シャッター付いてないの?(ただ漠然と)
- ふ~ん、付いていないんだ(無関心)
私も家を建てたころは無関心でしたが、「言われたらそうだな」と思い始めたのが極最近です。
そうです。お客様から教わる事って多いんですよ。無関心だったものが段々と関心するものです。「意外と便利なんだなぁ」と。
シャッターのデメリット
「起きて暗いのは嫌だ」というのは一つのデメリットですね。そして、開閉の面倒さもそのうちの一つかもしれません。
ですが、
・台風の時くらい
・長期不在の時くらい
・猛暑の時くらい
・極寒の時くらい
・外の音が気になる時くらい
それくらいの時は思う存分、シャッターの開閉はしましょうよ、せっかく付いているものですから。
あ、思い出しましたが、S建設はシャッターは標準で付いているそうです。
元はと言えば、標準で付いているからこんな事になるんだよ~~~!!!
標準ではなく、「付けるか?付けないのか?」の選択ができたのであれば、おそらく付けてなかったでしょう。何せその時は無関心でしたから。
これが注文住宅の恐ろしさです。営業マンの提案力で注文住宅は大きく変わります。
皆さんご用心ください。