不動産会社を介さない直接取引って可能なのか?その真実をお答えします。
不動産会社の存在意義とは何か?「普段は一体何をやっているの?」と、意外に知らない人が多いものです。
今や物件を売りたい人はインターネットで不動産会社を探し、物件を買いたい人はインターネットで物件を探す時代です。
それ以外で考えられるのは、やはり紹介です。これは絆が強いです。弱い場合もありますが。
「どこか不動産屋、知らない?」と言う会話から始まり、「あぁそういえば知人の知人がやってるので」みたいな。
そんな中、まったくインターネットを使用せずに個人間同士で売買が可能かどうかをお話ししたいと思います。
不動産売買で個人間の直接取引は可能
はい、ズバリ!可能ですよ。
「嫌だよ~不動産屋に頼むなんてぇ~。なんか騙されそうだしぃ。それに仲介手数料って高いじゃない?」と思っている方がいらっしゃるのも当然の事です。
そして、賃貸の借主であれば、「あの大家さん知っているから直接行こうよ」とか、売買の売主であれば、「あの人だったら直接買うだろうから連絡してみよう」とか、そういった事を一度でも考えたことがあるはずです。
そして、今やいつでもどこでも肌身離さず持ち歩いているそのスマホ、何か少しでも分からない事があれば、それを使って何でもかんでも調べることが可能です。
これはネット上で不動産屋や物件を探すことではありません。
スマホ検索で解決?
不動産というのは生業としていない一般の方には馴染みが非常に薄いもの、なので難しい専門用語を並べられても理解し難いです。
なので、そのスマホで分からない単語を検索する方が結構増えています。
しかし、頭の良い人は直ぐに理解できますが、生半可な知識を植え付けられることもあり、それは逆効果になる場合もあります。
百戦錬磨の不動産営業マンにあたれば、生半可な知識で何か妙な事を言ってしまうと倍返しどころか10倍返しされる恐れもありますので要注意です。
ですが、普通の不動産の取引であれば不動産屋を通す必要はありません!(キッパリ)
私の立場でそのような事を言って良いものかどうか?ですが、このブログは「お役立ちブログ」ですので、隠す必要もありませんし、´裏事情´の隠し立てはご法度だと思っています。
真実は真実としてお客様に少しでもお役に立てるブログであれば、私はそれで大丈夫です。
普通の取引とは何か?
はい、普通というのは´トラブル´に発展しない取引を´普通´と呼んでいます。
それ以外の取引を´トラブル取引´や´クレーム取引´と言います。
誰しもがトラブルやクレームのない普通の取引を望みますが、世の中そんなに甘くはありません。
「この物件は築が浅いし大丈夫だろう」と思っていたことでも、ちょっとした感情の行き違いによって思わぬトラブルに巻き込まれることがあります。
こう言っては何ですが、所詮は素人同士の取引、間に司法書士というプロの法律家が介在したとしても、それでも不動産の取引に際してのプロではありません。
司法書士の先生はあくまでも登記の手続きのプロです。
それを承知の上でされるのであれば、それはそれで仲介手数料というムダ(?)な費用が発生しませんので、良い事尽くめで終わる可能性も十分あります。
ですが、一歩間違えば大惨事という事態になるリスクもあります。
やはりそこは3%の仲介手数料を払ってでもプロの仲介に頼んだほうが無難に終わる可能性が高いのかも知れませんねぇ…。