住宅の建築計画,会社選びの基準?大手ハウスメーカーってどうですか?
先日、セキスイハイムの工場に見学に行ってきました。
単なる見学ではなく、勉強ですよ~!
我々不動産屋は何でも知っておかないといけない立ち位置にいます。
取引の事だけ知っていればいいと思っていたら、なんとなんと知らなければならないことが山ほど!
そんな中、不動産という既存物を売る立ち位置にいると必然ながら、「どこの会社の建築したらいいですか?」と聞かれることがあります。
おススメの建築会社とは?
私はざっくりとしか言えませんが、
「それぞれの住宅会社によって良い点、悪い点があります、良いものばかりを求めていたら家は建ちません」
たとえば、ざっくりですが、
A・・・とっても安い家(ローコスト住宅系です)
B・・・高いが高性能で値段もそこそこ
C・・・かなり高いがデザイナーズ系のこだわりの木造住宅
D・・・かなり高くて重量鉄骨で高性能な住宅
があるとします。
これを勘違いしている方は、A、B、C のそれぞれの良い点をすべて取った魔法の家を求めています。
メリット・デメリットを把握することが大切
安くて高気密でデザイナーズで重量鉄骨でと…。これは矛盾だらけです。そんな´良い所取り´の魔法のような住宅会社は正直ありません。
まずは金額です。性能がすごく良い家というのは金額がそこそこします。
まずローコスト系では無理です。そこまでは大体皆さん分かってはいるのですが、掘り出し物を見つけようとしているのは注文でも既存住宅でも同じです。
身の丈に合った家(物件)選びが重要
- 毎月の支払い可能額
- 何年払いが適切なのか
- いつまで働くことが可能なのか
- 貯金はいくら位あるのか目先のことだけではなく、先々を見越した人生設計というのが大事になってきます。
そんな中、セキスイハイム様がこだわっているのは、「快適な住み心地」だそうです。
- 強い家
- 長く住める家
- 光熱費ゼロの家
- 快適な家
そうです。このコンセプトに金額の事は書いていませんが、そこそこするのは当たり前のことです。
これでローコストならばいうことはありませんが、そんな掘り出し物を当てるように、次から次に住宅会社に見積もりを依頼するのはよくありません。
住宅選びは営業マン選び
それと、住宅会社の営業マンによって建てる家が変わってきます。これは意外にご存じない方が多いです。
良い家を建てたいと思ったら、まずは営業マン選びからが重要ですが、展示場などに行くと、最初に出てきて対応した人が原則は最後まで担当者になります。
なので、よほど知人の紹介でない限り、当たり外れは必ずあります。
「この人いい!大当たり!」というのはなかなか無いのが普通ですが、「この人は私に合わない」と思ったら、その会社で建てるのはやめるか担当者を変えるべきです。
家の価格と営業マンの給料は比例する?
私はそう勝手に思っています。営業マンが高給取りの〇〇ハウスと、安月給の〇〇ハウスでは、まず家の価格帯が違います。
それだけ会社側も人選に気を使っているでしょうし、人材教育にもお金をかけてやっていることでしょう。
あとはどれだけ寄り添ってお客様の話を聞いてくれるかどうかで家づくりというのは変わってくると思いますね。
口先だけで目先の利益だけを追い求めている営業マンというのは瞬時に分かったりします。
皆さま、お気を付け下さいね。