リフォーム節約術,大手が本当に安心か?安心・丁寧・安価に頼むコツとは?

不動産に関するお困り事・ご相談事

リフォームやリノベーション、最近でこそリノベーションという言葉が耳に馴染んできましたが、今でもリフォームと言ったほうが一般的で分かりやすくはありますね。

そこで、リフォーム工事というのは様々な業態があり、じつに様々な他業種が参入している世界でもあります。

なぜ様々な他業種が参入しているのか?

参入障壁が低いからです。要は集客さえできれば、ちょっと詳しい人が一人いるだけでリフォーム会社を立ち上げることができるからです。

なので、ナフコ様、コメリ様、グッデイ様といったホームセンターでは、リフォーム部門があり、なかには簡単なリフォームであれば、担当スタッフが直接その場で指導してくれるところさえあります。

しかしながら、そう簡単に何でもできていたら大工さんがこの世からいなくなってしまいますし、そんなに甘いものではありません。やはり餅は餅屋ですね。

そこで、様々な業態があるリフォーム業者、簡単に分けると、

①職人さんが経営している個人の店
②工務店、建設会社
③リフォーム営業会社(特に大手会社が片手間に参入している)

職人さんの日当が一番高い

工事代金というのは、そもそも職人さんの日当、材料代、交通費等の諸経費が主です。その中でも一番高いのは
職人さんの日当代と言えるでしょう。

専門である大工さんが1日働いて8千円では派遣の日雇労働者と同じですので、やるはずがありません。最低で
もその2倍、16,000~20,000円が相場でしょう。

それに材料代、交通費が1万円だとすると、合計3万円になります。でもこれだけでは会社としての利益が出ません
ので、それに5,000円乗せて35,000円といったところでしょうか?

これが上記①②の一般的な相場だと思いますが、③のリフォーム営業会社になるとちょっと事情が変わってきます。

大手は営業マンの人件費や中間マージンが高額

大手が参入しているということは、それなりのブランド力(料金)が乗せられてきますし、それよりも何よりも営業マンの人件費がかかります。

そして、営業マン=職人ではありませんので、受注した工事を下請け工事店に外注します。どうかしたら、その外注された会社がまた外注したりしますので、元受け会社から2次受け、3次受けというのも珍しくありません。

当然、受けたからにはそれぞれにリベートが乗ってきますので、必然と代金は高くなってきます。

ですので、先程の例からすると①②で35,000円だったものが50,000円、60,000円となることはザラです。

それくらいの割と小振りなリフォームであれば、「まっ、いいかぁ」となるかもしれませんが、これが大規模なリフォーム、リノベーションとなると桁が変わってきますので、そうなると大変ですね。

350万が、500万、600万となるわけですからね。その差はかなり大きなものとなります。

だからと言って、では安ければよいのか?という訳でもなく、「安かろう悪かろう」ではお話になりませんし、「高かろう、良かろう」というのも時代のニーズにマッチするはずもなく、営業マンの話を鵜呑みにするのは大変危険と言わざるを得ません。

大手だから安心という訳ではない

  • まずはどのような提案をしてくるのか?
  • 技術力はあるのか?
  • 見積書の内容に問題はないのか?
  • 金額の根拠をちゃんと示せるのか?

等をしっかり見極めないと安心して任せることなどできませんよね。

家を建てるときほど高い金額でもないため、「あぁ、それなら大手の〇〇さんに」と安易に頼むのは早計です。

1万2万の話であれば、それでも良いかと思いますが、ある程度手の込んだリフォームであれば、提案力の高い業者
を選ぶことが大切ですね。

カツキ不動産コンサルでは、そのように信頼できて、且つ、決して売り込むことのない大工さんを何人も知っていますので、そのような職人さんも無料で紹介いたしますよ。

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