住宅ローンの金利が0.1%変わるだけで支払総額はどれ位変わる?
一生に一度とも言われる住宅購入、または一生に何度も買い替えを繰り返す人もいる住宅購入、いずれにせよ、住宅ローンを使用される方が多いはずです。
そんな中、住宅ローンの金利が変動することは、世の中の経済動向によって変わることはご存知だとは思いますが、ではどれだけ変わってくるのかを検証します。
まず、一般的な例を挙げると、土地1,200万、建物1,800万、合計3,000万の融資借入を申し込んだとします。
今は一定の年数に応じた「固定金利」というのがあり、5年固定、10年固定というのが一般的ではあります。
つまりは、5年固定を選択した場合、融資を実行したときの金利が1.1%であれば、当面5年間は固定されますよということで、6年目からはその時の基準金利が適用されます。
その時の基準金利はいくらなの?とよく聞かれますが、「それはですね。分かりません!」と答えるしかありません。神のみぞ知ることだからです。
住宅ローン(銀行融資)、借入返済事例
- 融資額:3,000万(諸経費全て込み)
- 返済年数:35年
- 均等払い(ボーナス払いなし)
- 金利1.1%
月々の支払額:86,000円 返済総額:36,158,229円 となります。
- 融資額:3,000万
- 返済年数:35年
- 均等払い(ボーナス払いなし)
- 金利1.2%
これが金利が0.1%上がり、1.2%になるとどうなるか?
月々の支払額:87,500円 返済総額:36,754,487円 となります。
その総額の差は、なんと596,258円になります。
この事実を皆様はご存知でしょうか?
銀行金利が安いといわれているのは過去の話?
近頃の金融情勢からすると、徐々に右肩に上がっていくとの大方の予想ではありますが、予想は予想、外れることもあるのが世の常です。
株価が上がるか下がるかを予想できれば誰もが億万長者です。
競馬であれば、どれが1着2着に来るのかを事前に予想できれば誰もが億万長者です。
「上がる傾向にあるのではないか」と思いながらも、だからと言って買い急ぐのは早計なのかもしれませんが、メディアを通じてこれだけ「上がる、上がる」と言われていたら、それこそ需要が増えますので、上がる可能性は高いと言わざるを得ないと思います。
ではいつが買い時なのか?
いずれにせよ、ネットで初めて物件を見た時のタイミングと、内覧したときのタイミングで自分が「買いたい、住みたい」と本気で思えるような物件に巡り会えさえすれば、その時が「買い時」ではないかと思います。
「金利が来月下がるらしいから、来月まで待っておこう」などと思っていたら、物件が売れてしまっている可能性もあります。
´いつまでも、あると思うな、親と物件´です。
金利のことを考えていたら購入時期を逸してしまう可能性もあり、何も動けなくなってしまいます。
金利は金利、その時の運に左右されるものですが、どれくらい金利が上がったらどれくらいの支払額になるのか?くらいは頭に入れておきたいところです。
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