時代の変化に乗り遅れてはいけない!ビットコインが不動産決済手段?
現在、何かと話題になっている仮想通貨、暗号通貨ともよばれている通貨、ビットコインの話です。
スマホかパソコンを持っている方にとって、「私は知らない」「私には関係ない」では済まされない時代がすぐそこまで来ている予感がしています。
そして、大事なのは「聞かず嫌い」「読まず嫌い」が一番ダメです。避けては通れないことですので、先入観なしに今回だけでも良いので最後までお付き合いを頂ければと思います。
超ど素人がほんの少しだけの知識で書いたものですので、ある意味読みやすくなっております。
ん?もう何か声が聞こえてきますね。
「日本は円があるから大丈夫よ、そんなものネット上の事なんでしょ?そして怪しい事件もあるし」と。
3年前にTV放送で取り上げられた池上彰先生の解説
新しい物事に閉鎖的な日本人が多いのはよく分かっていますが、これは私が勝手に書いている記事ですので、下記の池上彰先生の解説を見れば何となくの理解はできると思います。
声が出せない状況の方は一人の時にゆっくりご覧ください。
円が主役とはならない時代がもう来ている?
これを読んでいる人は日本の方だと思いますので、ピンとこないかたも多いとは思いますが、全世界を見渡すと、自国通貨に何らかの問題や事情があり、ビットコインが自国通貨と同等に扱われている国がたくさんあることをご存知でしょうか?
また聞こえてきましたね。
「ここは日本だし、外国の事なんか関係ないわよ、日本国政府が発行している通貨なんだから、これで十分でしょ?」と。
たしかにそうです。今は...。
財布なしの時代がやってくる?
ですが将来、財布を持たなくなる時代がやってくるという話をちょっとだけでも聞いたことのある人は多いかと思います。
そうなんですね。現に今あなたがお持ちのそのお財布、お金以外に何が入っていますか?
- クレジットカード
- ポイントカード
- 保険証
- 免許証
- 病院の診察券
- nanako(セブンイレブンの電子マネー)
- nimoka、suika等の列車カード
これだけでも、かさ張り過ぎていませんか?
そして、外出する際、それを持ち歩かないといけないわけです。そうなるとリスクを伴います。
- スリやひったくり
- 置き引き
- どこかに忘れる
ゾッとしませんか?上の3点リスクのうち、どれか1つでも運悪く起きてしまえば´すべて終わり´という方も多いはずです。ちょっと大げさですが。
私も財布そのものを管理物件の掃除中に無くしたことがあります。そりゃあもう顔が青ざめるどころか全身が青ざめましたよ。
1つだけは必ず持ち歩くものがある
上記の例は財布です。それ以外に今は必ず持ち歩くものがありますね。
そうです。スマホです。
どんなに他の物を忘れたとしても「スマホ1台あればどうにかなる」という人も多いのではないでしょうか。
時代は変わりました。これからもどんどん変わっていきます。我々が想像できないようなことが。
外国ではスマホ1台あれば個人間送金もできる
日本という先進国は便利過ぎています。車で数分も走ればコンビニがあり、銀行がありますので、預けているお金を自由に引き出すことができます。
しかし、貧困の諸外国の〇〇村ではそんなことはできません。ですが、スマホは持っているんですね。マサイ族も持っています。
なので、お金の受け渡しはすべて ビットコイン を使用しているそうです。
「で、何?ビットコインって?」 はい、分かりました。お教えしましょう。
ネット上に存在する仮想(暗号)通貨です。
ネット銀行をイメージすると分かりやすい
今や銀行で振り込みをしなくとも〇〇銀行のネット銀行を開設しておけば、スマホやタブレット、パソコンからいとも簡単に振込ができてしまいます。
そこに人件費がかかっていないため、手数料を取られることもありません。(月の回数制限有)
わざわざ午後2時半までに銀行に行ったり、駐車場がなかったり、窓口で待たされてイライラする事もありません。
そして、今ではセキュリティ対策が万全で、パスワードを入力しないと絶対に外部に漏れないように対策されており、この便利さを知ったらネット銀行以外から振り込むことさえ億劫になります。
ちなみに私も当然持っていますよ。
- 新生銀行
- 住信SBI銀行
- 福岡銀行
- 西日本シティ銀行
- スルガ銀行
- 楽天銀行
- ジャパンネット銀行
すごいと思いませんか?こんなに持っていますよ。(自慢か!?)
これだけのカードがあるという事ですが、ではいつも使用するか?というと入出金の時だけで、メインは新生銀行だけですので、新生カードだけはいつも持っていますよ。超便利です。
そして、ネットから買い物をされた方も多いかと思いますが、クレジットカードを使用される方も多いかと思います。
それこそが仮想(暗号)通貨の根本的な考え方でもあるのです。現金が目に見えて移動していませんよね。でも払ったことになっていますね。そして商品が届く。それで取引終了です。
ネット通販の場合、振込の場合もありますが、クレジットカードを持っていない方は振込を選ぶ方も多いです。
それさえもスマホからネット銀行にログインして振込完了、そして商品が届いて終了。
ネット上のお金を怪しいと思っている人が今は怪しい
そうです。ネット銀行やクレジットカードの支払いは普通にやっていますね。
今や既に´ハッキング´という言葉も死語になりつつあり、これから先、電子マネーがどんどん進化を遂げていくことは間違いありません。
アナログからデジタルに変わる事によって、不便さが便利になる。これは当たり前のことでもあります。さぁ付いていきましょう。
不動産業界、完全に乗り遅れています。いまだにアナログ志向が強く、ネット銀行さえも開設していない業者がいかに多い事か。別に私はいいのですが...。
ビットコインが将来、不動産の決済手段になりうる?
これは間違いなくそうなるでしょう。高騰を続けるこの通貨、今は投機の対象にしかなっていないビットコインの現状。
投資をする事によって儲ける人がたくさん出ている。「出始めている」といった表現が正しいと思います。
仮想通貨元年と言われている2017年ですから。価格が高騰しているのも納得です。
意外に知られていませんが、このビットコインは「日本国政府が認めた通貨」なんですよ。新聞の一面にも出ていましたから。
ですが、認知度が低いが故に、新聞やネットニュースで騒がす話題は犯罪に絡むものばかりです。
なので、「怪しい」や「危ない」と思われがちなのですが、私も実は最初はそう思っていました。
しかし、その仕組みを知れば知るほど理解は深まり、「あ~なるほどねぇ」と変わってきました。
その証拠に、
ビットコインが使える店が急速に増えている
有名どころを上げれば
- ビックカメラ
- アマゾン
- コジマ
- スターバックス
- メガネスーパー
関東が中心なのは当然ですが、年内には国内で使用できる店が30万店舗に達するそうです。
九州ではまだまだ少ないですが、認知度が深まってきていることは確かです。
世の中にある仮想通貨は1,000種類ほどあると言われていますが、そのなかでも断トツのシェアを占めるのがビットコインです。
2位がイーサリアムと言いまして、未だ完成されておらず、発展途上の通貨です。
ビットコインとイーサリアム、それぞれが同じ仮想通貨ではあるものの、性質と目的がまったく異なります。
その1位と2位が世界シェアの70%近くを占めており、これから市場価値が拡大していくことは間違いないと思います。
ブロックチェーンという技術が大革命を起こす?
前述したビットコインとイーサリアム、これを一介の不動産屋ふぜいが何故ここまで力説して長文にするのか?
これからの時代、大いに不動産取引に関係してくるからです。
特に個人間送金が多いこの不動産業界、現金振込などしなくとも、24時間365日誰がどこにいようと送金が自由にできるようになります。
そこでまた聞こえてきましたね。久々にぃ。「セキュリティはどうなるの?怖くない?」と。
これについてはもうすぐテレビ番組などでも報道がされてくるかと思いますが。
ブロックチェーンという世にも恐ろしい技術が開発されており、この技術が世間に大革命を起こしている事実をあまりご存じないかと思います。
この仕組みを知ったあなたは絶対に「早く円をビットコインに交換しないと大損するわよ!」と言います。
スマホが将来の財布になる?
ブロックチェーンについては書くと長くなりますので、あまり触れませんが、簡単に言うと、今までは銀行や役所等の管理者が中央にあったとして、すべての取引に関して中央に存在する管理者が一括管理していたのですが、「参加者全員で監視しましょう。すべて貴方の取引はガラス張りになっていますので不正は一切できませんよ」ということです。
だからと言って個人情報が洩れたりはしません。それさえも暗号化されているわけですから。
大体のイメージは掴んでいただけましたか?この技術については私もまだ知識が足らず、上記の内容は全体の100分の1にも満たない程度ですから。
そして、そのブロックチェーンに完全に守られたそのスマホは完全に暗号化され、パスワードを入力しないと他人は絶対に入る事ができません。
そして、ネット上の財布(ブロックチェーンウォレット)の中に入れていた暗号通貨(ビットコイン)は、使用できる店であれば、いつでもどこでも使用できますし、個人間の送金や支払い関係はすべてスマホ1台で終了します。しかも手数料もタダ同然、そして一瞬に。
これって夢物語だと思いますか?
もうすぐそこまで来ていると思いますし、そう言っている学者や著名人も多くいます。
10年前にガラケーが主流だったとき、スマホがこれだけ普及する事を誰が予想していましたか?
少なくともこれを読んでいる貴方様は予想していなかったと思いますよ。失礼…。
それと同じで、財布自体がなくなり、銀行や役所関係の紙媒体を使用した仕事がほぼ無くなる時代が来ます。
少なくとも半分にはなるでしょうね。それだけ人件費(税金)もかかりませんし、まさに良い事づくめですね。
ビットコインはどこで購入できるの?
テレビでも宣伝していますが、取引高№1は「ビットフライヤー」です。
次に規模が大きいのが「コインチェック」、そして次が「Zaif(ザイフ)」です。
そのザイフですが、誰がやっていると思いますか?あのホリエモンこと堀江貴文氏です。
頭が切れ、過激な発言が多く、そして儲かっているとなれば、それだけネットで袋叩きに遭うことも多い人物ですが、先見の明はかなりありますよね。
という感じで、今日は長文になりましたが、高額な不動産を扱う仕事ほど、お金の流れというのはとっても重要になってくると思います。
世の中が便利になればなるほど不動産市場が活発になってくれれば、私の仕事も少しは増えるのかな...。
これからも私の知識が増えるたびに話題にしていきたいと思いますし、この件についてのご質問やご相談も承りますよ。