リスクが少ない不動産投資、投資系の中では一番安全ですか?
投資といえば皆さんは何を思い浮かべますか?
- 株(外国株含む)
- FX(外国為替)
- 不動産
- 投資信託
- 定期預金
- 普通預金
- ビットコイン
- 競馬(?)
- 麻雀(?)
上記のなかでリスクが一番高いのは株、FXでしょう。
特にFXは通貨です。円やドルやユーロ等の各国の通貨を安く買って高く打った差額が利益となるもので、各国の経済事情や、随時発信される要人発言等によって刻一刻と通貨が変動されます。
それを予想することは正直不可能です。プロでも難しいわけですから。
リスクが大きい投資
大きく儲けることも時には可能かもしれませんが、大きく損する可能性も十分にあるのが通貨(FX)ですので、ある意味ギャンブルです。
それに比べて株はそこまで大きな変動はなく、比較的安全な株を保有することによって色々な配当を得られるメリットもありますので、ただ単に持っているだけという人もいて、なかなか利益を大きく取ることは困難と思われます。
上記2つは中にはデイトレーダーといって、部屋の中にいくつもパソコンの画面を並べて秒刻みに売り買いを行って何百万もの大金を投じて「今日は300万儲かった」とか いう投資家もいますが、それは特別です。
確実に安定した利益が残るとは限りません。
銀行預金は超低金利
預金は日銀がゼロ金利政策を打ち出す前は0.02%でしたが、同政策を打ち出してからは0.001%になりました。
大昔は2%や3%と言われていた時があり、預けていた預金が倍になるのに20年だったのが、今は1,000年かかるといわれています。
そうなると銀行預金は投資ではありません。
競馬で先日、定期的に馬券を購入継続して何億も儲けた人が脱税で送検されたというニュースがありましたが、あれはある意味スゴイことですね。
ギャンブルを投資に変えて儲けていたわけですからね。でもギャンブルはしょせんギャンブルの域から脱する事はできません。
素人がやってもトータルで儲かるはずはありません。プロがやっても外れる訳ですから。
何が投資として一番最適か?
私は不動産投資がやはり一番良いと思います。何せ元本がほぼ保証されているからですから。
どんなに朽ち果てた木造住宅を買ったとしても、入居さえあれば確実に家賃収入が入ります。
長く所有して家賃を回収して、「ここで売れば投資した分からプラスして利益が確定する」となれば損する事がありません。
たとえ40年経過した建物であっても、少しでもキャッシュフロー(利益)があり、損しない運営さえ心がければ、よっぽどのことがない限りは土地の価値はほぼ半永久的です。
今はミニバブル再来?
そのよっぽどの事というのはどういうことかと言えば、1980年代半ばに地価が高騰したいわゆる「バブル」というものです。
あのころは誰しも「もっと上がる、土地転がしは絶対儲かる」と言われ、銀行の融資も緩く、「土地建物さえ持っていれば大金持ちになれる」と言われた時代です。
しかし、いきなりの崩壊、それまでの銀行営業マンの態度が一変しました。
晴れの日には傘を貸して、雨の日には傘を取り上げる状態です。
土地が値下がりして担保価値が一気に下がったからです。
それが「よっぽどの事」です。都会ではミニバブルが起きているという話ですが、その頃に不動産を所有していたオーナーのすべてが大損しているかといえば一概にそうではなく、長期保有することによって生まれてきた利益によって、いつ売却しても損はないという状態にまで持ってきていれば不動産投資としては大成功です。
不動産投資は手堅い
そういった意味では今は空前の投資ブームというより、賢い人が不動産という永遠の物を賢く買う時代になってきたとも言えます。なので、今は買い時なのかもしれません。
銀行も馬鹿ではありません。
- 十分な担保価値
- 物件構造や評価額
- 今後の入居率
- 運営に伴うランニングコスト
- 修繕箇所
- 家賃と支出のバランス
- オーナーの属性
等々を総合的に判断して融資可能かどうかの判断をします。
「融資さえおりれば利回りはあまり関係ない」とおっしゃる投資家もたくさんいます。
それだけ不動産投資というのは安全な投資と言えるわけです。