マイホームの5年点検を受けました,屋根裏,床下の白蟻等の点検が充実
先日、自宅の5年点検を受けました。TVCMでもおなじみの某大手建築会社S建設です。
「もう早いものであれから5年か~」と年齢とともに月日が経つのが加速している感じがしているのは私だけでしょうか。
家もどんどん年齢を重ね、劣化が進んでいきます。
建物の経年劣化は止められない
どんなに日々のメンテナンスをしっかりしていたとしても、人間と同じで老化は止めることができません。
お二人で来られ、洗面所にある床下点検口と、2階の天井の屋根裏点検口からの点検が始まりました。
なかなか普段我々が目にすることはないところに入っていき、ライトを照らしながら何やら点検をしていました。
私が「まさか5年でシロアリは出ないでしょ?」というと、「そうですね、まず出ることはありませんね」とおっしゃっていました。
そりゃそうですね。5年でシロアリが出ていたらもう完全にアウトですよね、そこまで湿気が多い場所でもありませんから。
アフター担当者から「どこか他に不具合などございませんか?」と言われたので、「いやーないですね」というと、
新築から数年はサービスが充実
「じゃあサービスで24時間換気システムの掃除をしましょうか?」と言われ、「あーありがとうございます」とお願いしました。脚立に上って見てもらうと、
「これ点いていませんね、スイッチがオフになっています」と一言、「あっれー、全然気づきませんでした。点けておかなければならないものなんですか?」というと、
「そうですね、木造とはいえ密閉力が強い家なので常に点けておかないと湿気がこもる可能性がありますから」と。
24時間換気システムとは
その換気システムは、ファンを使って計画的に部屋中の空気の入れ替えを行ってくれ、且つ、常に新鮮な空気を維持してくれるという優れもので、私はそれをわざわざ消してしまっていたんですね。
2003年から建築基準法が改正され、部屋ごとに24時間換気システムを設置することが義務付けられているものなのに...。
そのシステム自体、どうやって換気しているのか、種類がいろいろあって難しいのですが、最近の高機密・高断熱を謳っている家は確かに高性能で良いのですが、寒い時期にあまりに寒すぎると、人はあまり窓を開けない傾向にあります。
なので、空気をきれいにするために付けましょう、というだけのことですね。
住宅営業マンの理解度は?
実際にはこの24時間システムというのは、健康な暮らしと省エネのためには必要不可欠なものなのでしょうが、その重要性を十分に理解してる住宅関係者というのは極一部でしょう。
多くの営業マンは、「建築基準法で定められているなら仕方のないこと」程度の認識しかないでしょう。
そのため、残念ながらせっかくの良いシステムが有効に機能されていないというのが実情のようですね。
というわけで我が家の24時間システムすべてをチェックすると、すべて何故かオフ状態のため、フロントパネルを開けると、中で回っているファンがと~ってもきれいな状態、なので掃除は不要でした。
24時間システムという機能が付いている家、ちゃんと付けましょうね。