2017.10.04

物件や管理会社によって審査基準が違う？入居時よりもっと大事なことが？

賃貸物件に入居された方は分かると思いますが、入居には審査というものが必ずあります。

購入の際には銀行ローンを組みますので、審査があるのは当然の事ですが、賃貸の場合でも「この人が入居して住み続けるのにふさわしいのか？」という審査があります。

入居させる事は簡単、それよりもっと大事なことがある

この「入居するのにふさわしいのか？」という事と、それ以上にもう一つ大事なことがあります。

「住み続けることにふさわしいのか？」という事です。

公務員だから大丈夫とか、一流企業に勤務しているから大丈夫、大金持ちだから大丈夫、というわけではありません。

一般的には、公務員は辞めない限り将来が保証されている方々ですから、まったく保障されていない自営業の方々と比較したら、住宅ローンも入居審査も有利なのは間違いありません。

ですが、その公務員でさえ審査に通らない場合があります。

それはブラックというものです。過去に支払い事故があったという場合は身分に関係なく一発で審査で落とされます。そういうところを見るんですね。

まずはそもそも審査というのは誰がするのか？

オーナー
管理会社
保証会社ですが、

最終的には、入居不適切人物かどうかを判断する機関は保証会社になります。

そこが過去のその方の履歴等を見て何か問題がないかを判断します。

を判断する訳ですが、よっぽどのことがない限りは通ります。

ごくまれな話ではありますが、オーナーも保証会社もOKが出ているのに、管理している会社がOKを出さない場合があります。これは非常に厄介です。

これは答えが非常に早く、最初にたった入居申込書1枚を見て判断する訳ですので、保証会社を通す前に撥ねるケースがあります。

その判断基準は、書類を確認し、「う～ん、この人が入居した場合、面倒くさいことになるだろう」という予想の元、会社の一社員（実質は責任者）の判断で入居を見合わせるということです。

そのような場合、入居者は他の物件に変えるしかありませんし、変えた先の物件も違う管理会社の物件にしないといけません。

そのあたりの区別というのは正直一般の方がネットなどで調べるというのは無理です。

その理由は、空き物件というのは1つの管理会社だけが取り扱っているというわけではないからです。

今はネット社会、たくさんの業者が一つの物件をネットにアップしておりますので、どこが管理会社なのか判断することが難しいということです。

我々でも把握することができないときもあるわけですから。

とにかく星の数ほどある空き物件、飽和状態ともいえる物件の中でピッタリのお部屋を探してくれる信頼のおける不動産屋を探すことが大事だと思います。