なんと!見た目で判断している!?明確な規定がないKとDKとLDK
不動産用語って分かりずらい表示ってありますよね。
特に部屋の間取りのサイズ、
- K(キッチン)
- DK(ダイニングキッチン)
- LDK(リビングダイニングキッチン)
明確な基準がない?
これは明確な規定というのが実はあるようでないんですね。
見た目で判断という規定?いうザックリした表現でもいいようです。
我々商売として提案している側としてはハッキリさせたいところです。
一応は、
K(6帖未満)
DK(6帖以上10帖未満)
LDK(10帖以上)
というのがあるようですが、公正取引委員会が発表しているもう一つ基準としてあるのは、
部屋の数によって表記が異なる
最低の広さ
1部屋・・・DK4.5帖、LDK8帖
2部屋以上・・・DK6帖、LDK10帖
つまり、前述の一応欄に書いたものは2部屋ある場合のことで、
1部屋(1K、1R、1DK、1LDK)の場合は
DK・・・4.5帖以上8帖未満であればDK表示
LDK・・・8帖以上あればLDK表示
というように、1部屋の場合は単身者が多いため、DK、LDKは狭くても表記していいよということですね。
分かりました?「分かりにくっ!!」という意見が正直なところです。
私も正直覚えられません...。
畳のサイズによっても〇帖の広さが違う?
部屋を内覧する際、じゃあ一目で〇帖というのが分かるかどうか?という問題があります。
- 京間
- 中京間(基準寸法、910㎜×1820㎜)
- 江戸間
- 団地間 と4種類あるのと別に
「メーターモジュール」という何とも厄介なサイズもあります。
それに、物件や地方によって、畳1帖をどのサイズを使用するかも変わってきますし、そのすべてを把握するのはとっても困難です。
京間と団地間サイズでも縦10㎝、横が20㎝も違うわけですからね。
一目見ただけで「〇〇間で〇帖ね」と分かる人は畳屋さんか建築の達人だけだと思います。
誰でも分かる事は、縦横の比率が1対2ということだけです。
あ、琉球畳だけは1対1でした。失敬…。
今日は間取り表記の豆知識のお話でした。