フラッっと一人で物件を見に来るお客様には注意が必要,その理由とは?
今日は私の独断と偏見で書きたいと思います。
あくまでも経験値に基づいた偏った内容になるかもしれませんが、書きたいことを書くブログなのでご容赦を。
1人で物件を見に来るお客様の多くは?
不動産という高額な商品の性質上、誰もが直ぐに「買う!」と即決するという事はまずありません。
即決=即決断ですので、「キャンセルはないよ」という意味で決めることです。
それまでの過程は無視したとしても即決する人は少なからずいます。
「買う買う」といって直ぐにキャンセル人もいます。そういった人を我々は造語ですが「カウカウ病」と言います。(笑)
それは後で営業マンの仲間内で「あの人カウカウ病だったね」と分かるもので、もちろんそのような人でもちゃんと買う人もいますので、これが私の偏見です。
でも´何も考えていない´と明らかに分かる人で「買う買う」と言われる人というのは雰囲気で何となく分かるもの。
ちゃんと吟味して直ぐ買うという人の大半は「ファミリーで見に来る人」です。
そこでは財布の紐を握っている人が独裁者ですので、最終的な決断をする人です。
そのような場合は最後までスムーズに決まる場合が多いでしょう。
ところが、最初の段階で完全に一人でフラッと見に来た人は注意が必要です。特に自転車で買い物帰り。(笑)
振り回される可能性が高い
これはお客さんをディスっている訳ではないのですが、これまでに私はオープンハウスなども経験し、その中でフラッと一人でくるお客様、特に自転車で買い物帰りについでに来たような人は決まった例がありません。
「ただ寄っただけ」という雰囲気満載で来ることが多いです。
何も自転車がどうのではないのですが、平日の昼間、ファミリー物件なのに奥様だけが見に来る、これはキャンセル注意報が発令です。
まずは奥様だけというのは当然ありますよ。基本的には奥様が家事の中心人物ですので、奥様が気に入って次に旦那様という順番の場合もありますので、一概には言えません。
2LDK以上の物件はそのほとんどが2人以上で住むのが一般的です。中には例外もありますけどね。
1人で来場というのはもちろん代表として見に来る訳ですが、権限を持っている人が同居予定人でいるかどうかをちゃんと確認する必要が出てきます。
その権限を持っていない人が1人でフラッときて「見るだけ見に来ました」であれば、それはそうと一言だけでも言っていただけると営業マンも助かります。
これが営業マンの声であることは間違いないです。
では何のために来たのか?
- 暇つぶし
- 単なる興味本位
- 近所なので只単に見るだけで買うつもりなし
このどれかで間違いありません。
振り回される不動産屋
今はネット社会です。物件はスマホ1台あればいつでもどこでも検索できます。
「これどうでしょうか?」とタブレットかスマホで見せると、「あぁそれ知っている」という事が多いです。
逆にファミリーで休日に「見たいんですが」と連絡をくださるお客様は結構熱いです。
そこでの「買う買う」というお客様はカウカウ病の可能性はかなり低いです。
フラッと1人客で、何もかも1人で決めてしまい、家の売却まで決めるお客様はかなり危険です。
そして子供が1人でもいる場合、その子供が権限を握っていたとするとこれは振り回される可能性大です。
私だけが駆けずり回ってタダ働きするのであれば何も問題はありませんが、売主や他の同業者達を巻き込んだ場合、その方々達に迷惑がかかります。
これからは1人でフラッとこられるお客様には十分気を付けましょう。
(以上はあくまでも私見です)