大丈夫か?売れるのか?長門石に50数区画の大型分譲地が登場!
いよいよ、夏の終わりが近付いてきましたね、皆様お疲れさまでした!
毎年ですが、お彼岸が近付いてくるとこうゆう気分になります。
「暑さ寒さも彼岸まで」のことわざ通り、明日からグッと気温が下がるようです。皆様、暑い夏、本当に大変でしたね。
私も税務署に株大暴落にクレーマー、例年にないほど大変な夏でしたが、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」です。
しばらく立ち直れないほどショックを受けていましたが、もう大丈夫です。生きていくしかありません。切り替えて頑張っていきましょう!
超大型分譲地が長門石に?
さて、最近、長門石に50数区画という大規模な分譲地が発表されました。
このエリアにこれだけの数の区画が一度に供給されるのは、ちょっと驚きです。なんてったって長門石です。
土地を購入したのは、なんと昭和建設様です。私がたびたび当ブログで登場するS建設とはこの会社です。
S建設に名称を戻しますが、S建設、やっちゃいましたね!!(知らんけど…)
しかも、土地の販売価格はどれも1坪28万前後、約50坪で1,400万。高い!
じつはここだけの話、長門石は久留米市内と思われていない現実があります。
市内から見れば街外れ、長門石と言うと「ん?佐賀ですか?」と言われる始末。何かの縁がないと「よし、長門石に住もう」とはならないのです。
お客様に長門石をすすめると、大概の人が「あー、無理ですね」と検討の土俵にさえ乗りません。
そんな中、今回の50区画ですから驚きです。実際のところ、この数は多すぎるのでしょうか?
売れ行きはどうなるのでしょうか?今回はその点について考えてみたいと思います。
長門石の魅力とは?
まず、長門石の魅力について振り返ってみますが、長門石は高低差がない平坦地で、静かな環境でありながら、市内中心部へのアクセスは西鉄バスが運行していて、比較的良好なため、住みやすいと思います。
また、小学校が中心部にあり、その周りにはスーパー、コンビニがあり、子育て世代にはぴったりの環境が整っています。こうした魅力から、ここ最近では人気が高まりつつある地域です。
50数区画は多すぎ?
では、50数区画という数字は多すぎるのでしょうか?
一般的に、一度に供給される区画数が多すぎると、売れ残りが発生し、価格の下落を招く可能性があります。
しかし、長門石のように人気が高まっているエリアであれば、需要が供給を上回る可能性も考えられなくもないです。
また、どのようなタイプの住宅が建てられるかも重要なポイントですが、ファミリー向けの一戸建てから、若い夫婦向けのコンパクトな住宅まで、バリエーション豊かな住まいが提供されるのであれば、幅広いニーズに対応できるため、売れ行きも期待できるかもしれません。
売れるかどうかを左右する要因としては、以下の点が考えられます。
1.価格設定です。 周辺エリアの相場と比較して適切な価格設定が行われるかどうかが、最も大きなポイントでしょう。価格が高すぎれば、買い手が現れにくくなるため、売れ残りのリスクが高まります。
2. インフラとアクセスですが、新しい分譲地には、インフラ整備が重要です。道路や公共施設、学校などのアクセスが良好であれば、住みたいと思う人も増えるでしょう。
車でのアクセスですが、当該土地は残念ながら一方通行の前面道路に面しており、市内方面からの出入りがしにくい立地となっています。
前面道路は広いのですが、一方通行道路のため、市街地に直通しておらず、朝の交通渋滞の際は苦労すると思われます。
下記の写真は前面道路ですが、これをそのまま通行すると筑後川の土手に突き当たり、右折か左折をしないといけません。右折すると豆津橋方面にしか行くことができず、左折してしまうと鳥栖方面に行かざるを得なくなります。
右に見える道路(側道)が長門石橋に抜けるメイン道路で、この道路が朝はいつも交通渋滞を引き起こします。
予想されるシナリオ
自然環境やコミュニティ施設の充実など、最終的には何と言っても価格です。他のエリアにはない魅力があれば、買い手にとっての価値が高まります。
今回の大型分譲地が成功するかどうかは、これらの要因にかかっていると言えます。
需要が高ければ、短期間で完売することもあり得ますが、供給過多であると判断されれば、売れ残りが発生し、完売まで長期化する可能性も十分にあります。
特に50数区画という規模感は、地元の需要だけではカバーしきれないと思います。そのため、他地域からの移住者をどれだけ引き込めるかが鍵となるでしょう。
何度も申し上げますが、長門石の新たな大型分譲地、50数区画という規模は確かに驚きでしかありません。
しかし、エリアの魅力や需要、価格設定などが適切であれば、売れる可能性は十分にあります。
S建設さんの宣伝効果は抜群ですので、今後の売れ行きを注視しながら、地域全体の発展に期待したいところです。