あ~勘違い?600万下げても売れない新築物件って本当にあるのか?
人間誰しもが生きていれば間違いを犯します。
間違いをしない方法はたったの一つです。それは「何もしないこと」です。
人間、誰しもが起きていれば何かの行動を起こします。行動を起こせば間違いは起きて当たり前です。
間違いは間違いと認めて謝れば良いのです。
先日ですね、実際にあったお話です。
我々はポータルサイトといいまして、アットホーム、SUUMO、ふれんずといった広告媒体を使用して集客を行います。
集客? はい、具体的に言えば反響を取ることが集客という事になります。
①メール ②電話 ③LINE の順番ですかね。
ポータルサイトで物件を見たお役様から「〇月〇日〇時に物件を見たい」という内容で、連絡先が書いていれば、メールや電話で連絡し、コミュニケーションを計ります。
そこで俗にいう´冷やかし´というのも一定数いますが、そうゆう類のものはこちらも無視します。
不動産とゆう高額な買い物、であっても冷やかしというのは一定数いるもので、連絡が取れないというのが10件に1件ですかね、割と多いほうだと思いますね。
でもあとの9件は連絡がスムーズにいくので、確率からすれば良いほうなのかもしれません。
売主からのメールに誤情報が?
必ず過ちを犯す以上、それはそれで「間違えていました。すみません」と謝罪すれば、たいがいの事は収まります。
今回は、売主からのメールの内容に大きな間違いがあったというお話です。
実際は2,680万の物件で売りたいというものが、2,080万という記載がされていました。
そこの現場はÝ町というとっても競合が激しい地区で、3棟現場のうちの1棟が2,080万です。あとの物件は2,580万と記載されていました。
つまりは隣の物件との値段の開きが500万もあり、実際に売りたい価格とは600万もの開きがあったということです。
普通ではありえないお話ですが、この差額が300万くらいの物件は普通にあったりするんですね。だからややこしい。
私は「ん?今回は3棟現場で500万の差か…。ま、でもこのくらい目玉物件としていいのか!」と思い、それまでの2,680万を2,080万に書き直してポータルサイトに記載しました。
売主からの連絡で錯誤が判明
錯誤、これは法律用語でいえば勘違いということで無効になります。
そこを上げ足取って「2,080万と書いていたじゃないか?それで売れよ!」と怒鳴り込んできても、法律的には無効になります。
勘違い=無効ですから、そもそもが間違っていたという事になります。
その錯誤、売主の担当者から「すんません、2,080万ではないのです。2,580万なんです。間違えました」との内容。
その価格で数日間も掲載(放置)していたのです。
どんなに安くしても売れない?
その数日間、まったく違った価格で掲載していたため、どんどん問い合わせがあっても良い価格です。
それがまったく1件も問い合わせが無かったのです。
2,680万の物件が2,080万ですよ? 600万も下げて掲載していたのに1件も問い合わせがない…。
これが現実です。しかしタイミングと言うのもあり、たまたまお客様が見ていなかったということも有り得ます。
つまりはすべてがご縁物、「買える?いや買えない、いややっぱり買えるかも」という気持ちの部分でも紙一重です。
収入が多いから「買えて当たり前?」などの自信過剰も禁物です。
ま、お気を付けください。