注文住宅で大失敗した人が多い!?注文と建売の大きな違いとは一体何?
あなたは「注文住宅派?」それとも「建売派?」
議論は尽きない内容ではありますが、よ~く考えてみてください。
注文の場合、無いものを想像の中だけで組み立てるわけです。そして図面、そして営業マンの口車だけです。(笑)
建売の場合、そこに有る物を買うだけです。その建物に自分の生活スタイを合わせるだけです。
どちらが簡単か言うまでもありません。
かくゆう私は注文住宅で大失敗した人間ですので、余計に説得力が増すことでしょう。
「家は3回建てないと理想の家には住めない」と言われているのは注文住宅の事です。
住宅購入は男女の関係と似ている?
考えてみてください。注文住宅はまだその家と会った事がない訳です。建売はそこに既にある訳ですので会っています。
男女の出会いではどうでしょうか?
戦国時代や江戸時代での政略結婚ではありません。注文住宅は相手と出会わずに結婚をするのと同じです。
顔は肖像画だけでイメージし、親から「こうゆう性格でとっても良い人ですよ」と言われ、仕方なく結婚するようなものです。(笑)
もしこれを読んでいるあなた様が注文住宅をお考えの場合、私は問いたいです。「あなたはそんなに想像力が豊かですか?」と…。
建売はそこにある家を見てお付き合いが出来ます。想像ではありません。自分がその家に合わせるだけで良いのです。
こんなに楽なことはないですよね。ストレスもありません。
多少の不安はあって当然です。結婚の時に「本当にこの人で大丈夫か?」と不安になるのと同じです。
不安度を点数制度にした場合、建売1であれば注文は100です!
つまり、注文住宅は建売より不安度が100倍という事です!(笑)
注文住宅だからといってステイタスというのは昔の話
注文住宅はコスパが悪いです。コストパフォーマンスのことです。
営業マンの腕次第で家はガラッと変わるのが現実です。
それと現場監督の力量というのもありますが、やはり営業マンが指揮者ですので、その指揮者に当たり外れがあると、家そのものが変わります。
只単に安いだけ、安かろう悪かろうという家が建ってしまいます。それでは本末転倒です。
建売だから粗悪品と思っている人が多いような気がしますが、それは大間違いです。
その理由は価格帯によるものがあるかもしれません。
本質を見極める事ができる人であれば、おそらくは10人中8人は建売を選ぶはずです。
「建売は住みにくい」とか「後悔している」という話を聞いたことがある人はいらっしゃいますか?
おそらくその確率からすれば、建売は安いから粗悪品と言っている人は、日本人の悪しき風習や慣習で生まれたものであり、物事の本質を見極める事ができない人だと思います。
かえって建売の方が審査が厳しく、住んでからの満足度からすれば「建売で良かった」と思っている人の方が多いはずです。
今や「注文だから高いからステイタス」という言葉は死語です。
注文住宅よりも「売りやすい、貸しやすい?」って本当?
はい、本当です!その理由は簡単です。
注文住宅は建てた人のこだわりがあり千差万別。価格も高い。
建売住宅はこだわりもなく、万人受けするように建てられている。価格も低い。
そういうことです。10年、15年、20年もすれば家族構成も変わります。
家族の誰かがいなくなるかもしれませんし、家族が増えるかもしれません。
その時に、「もう売ってしまおうか?」とか、「貸して賃料を得る事もありなんじゃない?」という話になります。
その時に売れやすいのは前述したとおり、建売が断然売りやすいです!
傷んでいれば原状回復
売る事を考えて家を買う人はいないと思いますが、現実としてこれから先の自分の人生、一体どうなるか?など誰にも分かりません。
そこを踏まえて考えた際、永住する気持ちでいると重たくなりますが、「何かあったら売ればいい」という楽観的な気持ちで臨むと意外にすんなりいく可能性が高いです。
補修しないといけない箇所があれば10万20万でも出してキレイにすれば、ひょっとして新築同然に見えるかもしれません。いわゆる原状回復というものです。
そして割安感を持たせた価格帯で売れば、注文住宅よりも早く、そして高く売れる可能性があります。
資産価値を保つには建売
家はいつか必ず古くなります。20年、30年経てば注文だろうと建売だろうと中古は中古です。価値はほとんど同じになります。見かけがちょっと違うだけです。
資産価値の観点から見ても、注文で何も手を加えていない中古よりも、建売でもこんなにキレイになっている中古!のほうが売れやすい(貸しやすい)に決まっています。
木造か鉄骨かで若干の差はあったとしても、資産価値としてコスパが想像以上に高い事は間違いありません。
皆さん、ご注意ください。