良い点と悪い点があって当然の不動産,良い点ばかり上げる不動産は要注意
不動産という種類はたくさんありますが、世の中に同じものは二つとありません。
- 土地
- 戸建て(新築・中古)
- マンション(新築・中古)
- ビル
- 店舗(工場、倉庫)
- 駐車場
- 収益物件
賃貸アパートでどんなに間取りが同じで両隣りだったとしても必ず違う箇所があります。
特に売買物件などは一般の方から見れば、「何でこんなに高いの?」や「何でこんなに安いの?」という思う事があるものです。
千差万別の不動産
高い商品にはそれなりに高い理由が必ずあり、安いものには安い理由も必ずあります。
人間は本能的に´安くて良いもの´を求めます。
それがピッタリと合致したとき、心の感情が動きだし、「買っちゃおうかな~」と思い始めます。
その感情が動く瞬間というのは人それぞれだと思いますが、急に思い立ったり、買う気がなかったのに内覧しに行ったら欲しくなったりします。
物件には良い点と悪い点があるのは当然のことです。
小学校の校区だけを重視していたとしても人間というのは必ず欲が出ます。今度は「スーパーが近いがいい」「コンビニが近いがいい」となります。
ですが、すべてが一致する物件などありません。
60点取れれば合格点?
なので、60点、70点を撮れれば十分合格点だと私は思います。そんなもんじゃないでしょうか?
何かを差し引いても買う価値が十分にあると思った瞬間に心の感情が動きます。
そうなると経費や支払いのことを考えます。
最初から経費や支払いの事ばかりを考えて条件を無視する人がいますが、それは間違いです。
まずはネットで調べるなり現地なりに行き、物件を見て心がどう動くのかを試してみるのも良い方法でしょう。
そして、1つの物件をたくさんの不動産業者が掲載している場合が良く見受けられますよね。
お客さんの奪い合い
不動産屋というのは競合の世界ですので、それぞれが競い合って1人のお客さんを奪い合っているような感じです。
そんな中、一般人では知り得ない情報などを知っている場合も多く、人一倍、物件の事をよく知っている不動産屋に依頼するのが一番だと思います。
つまり「量より質」の時代です。何もかも良い事ばかりを並べたててネットに掲載していても何も分かりませんし、現地に入ったら「え~...こんな感じとは知らなかった」では目も当てられません。
そうなると、それまでに費やした時間の無駄でもあります。
私はよく物件紹介の際、感想を書きます。
それは良い部分と悪い部分と両方を書きます。でないと良い事ばかりを書いていても後で必ず見透かされます。
そうなると一番大事な信用を失います。
それがないように私は中立の立場で、買わないほうが良い物件であれば全力で止めます!
「買わないほうが良いですよ」とハッキリ言います。本当ですよ!(笑)