トラブル・クレーム解決事例

先日、入居前のお客様より連絡があり、「部屋のアクセントクロス、どうにかならないか？」との内容があり、特に苦情という訳ではありませんでした。

既に契約金の入金は終わって契約書にも署名捺印をいただいていました。

アクセントクロスとは

アクセントクロスとはその名の通り、部屋の一部のクロスの色を変えてデザイン性のあるアクセントに替えているものです。

アクセントクロスがあると、部屋に入るとすぐに目に飛び込んできて、「わぁ～！」となります。稀にならない人もいます。

それは自分の好みでなかったりした場合です。色の濃いさや薄さにもよってきますが、自分の好みの色じゃなかったときは、「なんだかなぁ～」となります。

ようは入居者に対する印象付けみたいなもので、万人受けするようなアクセントクロスというのはないでしょうね。

アクセントクロスを使用する物件も、ロフトが付いている物件が多いような感じがします。

その理由として、ロフトがあると天井が高く、その分アクセントが強く映えて見えるからです。

入居者好みでない場合は変更可能？

既に契約が決まっているその入居者、「ネットを見たら他の業者が掲載していて、その部屋が全部白になっているので、もし白に変更してもらえば嬉しい」とのことでした。

私は「なかなか難しいとは思いますが、オーナー様に相談します」旨を伝え、オーナー様に確認する前に管理会社の責任者に確認すると、「そこだけ変更できないことはないが、全体の色が変わってしまい、よけいにバランスが悪くなる、それでも良いなら相談はしてみるが、4面すべてを交換するのはお金が掛かり過ぎるため難しい」とのこと。

私はその旨を伝えると、「あぁそうですか、いやそれならそれでいい、ただ他業者が全面白の写真を掲載していたのでそうなるのであればと思ってからでした」と。

私は「それはよくあることで、写真の使い回しというのは結構あります。生活自体には影響がないなら、かえってカッコいいと思いますよ、汚れも目立ちませんし」と返答すると、

「あぁそれもそうですね。分かりました」と解決。

特にトラブルという訳でもなく、他業者は管理会社の物件をそこまで重要視することもなく、部屋の一つ一つをすべて把握するということは非常に難しいことでもあります。

ご注意ください。