心無い一言に絶句した言葉とは?マスクは顔を覚えられない...
コロナ禍が始まってから約3年半、我々日本人はマスク生活を余儀なく強いられました。
2021年には欧米では既に終わったはずのコロナ騒動、それが日本には通用せず、利権が絡んだ大騒動となり、日本人の大半がマスク信者へと化しました。
最近ではそのマスク信者も減っているように思いますが、この猛暑のなか、汗でびしょびしょになった不潔で汚いマスクを一生懸命つけて歩いている人を見かけます。
私は「ご苦労なこったい!」と心の中で声をかけてあげています。
と、言いつつも弊社はコロナ禍によって恩恵を受けていたのかもしれません。なので、一方的にコロナに悪口を言う訳にもいきません。失敬!
コロナ禍によって私の身の回りでは色々なものが変わりました。
我々は接客業として不動産業を行っておりますので、当然、顔と顔を突き合わせるわけです。
マスク同士で顔を合わせると、お互い顔が見えない状態で話すわけですね。
そうすると目の表情だけの状態で会話をするわけです。
よく言われるのが、日本人は目で感情を表現するため、目を隠すサングラスを嫌がり、欧米人は口で表現するため、口を隠すマスクを嫌がります。
そういう人種であり、文化とも言えますね。
ですが、目だけでは顔を覚えられませんし、マスクした顔を覚えろと言われても到底無理な話です。
業者同士の立ち話が発端
弊社は新築建売専門店として業務に従事しておりますので、オープンハウスと称して現地待機をすることが多いです。
2021年のコロナ禍真っ最中での出来事です。
とある業者Aさんと立ち話をしました。時間にしてどうでしょう。10分位でしょうか。
お互いマスクをしていましたので、名刺交換をしていましたが、素顔はお互い分からないわけですね。
相手の年齢は´30台前半かな´という感じです。
特に印象に残るような話もしていませんし、私は代表者で、Aさんは普通のサラリーマンです。
相手方にはとっても申し訳ありませんが、私は人の顔を覚えるのが苦手で、特に名前がスッと出て来ないタイプです。
「あ~どっかで会ったことあるが名前が出て来ない!」と思った経験は誰でも一度はあるはずです。
そして私の名前は香月です。カツキ不動産コンサルの代表ですので、とても分かりやすいし覚えやすいと思います。
だからと言って´俺の顔を覚えておけよ´など思ったことは一度もありませんし、そのようなプライドよりお客様ファーストでいつも仕事をしております。
お客様(売主・買主)のお気持ち、それより優先させる自分のプライドなど全くございません!
Aさんとの再会時、衝撃的な一言が...
Aさんとの立ち話から数カ月が経過した頃、とある銀行で業務を終えた私はお客様をお待ちしていました。
そこで、後ろから私の肩をトントンと叩き、「こんにちは、カツキさん」と、鼻マスクというんでしょうか?半分鼻を覆った状態の男性が声をかけてきました。
私:はい、あ~...。どっかでお会いしましたね?すみませんがお名前は?(と申し訳なさそうに聞くと)
すると、衝撃的な返答がありました。
Aさん:物覚えが悪い人ですね!
私:はぁ?(あまりの衝撃的な一言に言葉を失い絶句)
ほんの一瞬の出来事、通り過ぎながらその一言を言い放ったAさんはスタスタとその場から去っていきました。
「え~~~!?」という気持ちが脳を支配し、訳が分かりませんでした。
これまで失礼な態度をとる営業マンは数多くいましたが、ここまでひどいものは後にも先にもないでしょう。
´これがこの業界なのか...´という寂しい気持ちもあり、業界がどうのという問題ではなく、人としてその発言はどうなのか?と悲しくなりました。
私も失礼な聞き方をしたわけではありません。「あ~すいません」という気持ちでした。
それなのに、よっぽどカチンときたのか?「俺の事を覚えていないのかよ」と言わんばかりに上から目線で「物覚えが悪い」と相手を非難する発言はいかがなものでしょう?
マスク状態の顔を覚えるなんざ経験もないし、正直言って、「お前の顔なんざ全く興味もねぇし、いちいち覚えてられっかよ~~~!!」って感じでございます。
営業マンはインスピレーションを働かせることが重要
この若者はゆとり世代です。家に帰ればお母さんが作ってくれた食事があり、風呂やトイレも不便なく使える、暑さ寒さにも対応できるエアコンがある。
そして暇があればSNSで知人や芸能人とつながることが出来る。
何不自由なく暮らすことができる現代です。特に日本は恵まれています。
ですが、どうですか?先ほどの発言、とても人と人との会話とは思えない内容だと思いませんか?
こういう事を相手に発言したらどう思うだろう?というインスピレーションは全く働かないようです。
人と人とがコミュニケーションを図るときに重要な事です。
むやみやたらに「おまえはバカだ」と発言すると相手が不愉快に思います。なので言わない。それは当然のことです。
そこにはインスピレーションが働いていますが、その他の内容に関して欠落している人が多くみられます。
その先ほどのAさん、市内のある会社に勤めていますよ。最近はお見掛けしませんが、一事が万事、まーそう長くは接客業界にはいられないと思います。
このような営業マンもいますので、皆さん、要注意ですよ。