玄関入ったら一瞬で分かる!?使い勝手の良い間取りの条件とは?
私はしがない一介の不動産屋ですので、建築の設計士でも何でもありません。
しかし、これまでに何百組と案内してきた中で、立地条件もさることながら、お客様が気に入る間取り、気に入らない間取りがあることに気付いています。
そこを今日は「業者」というではなく、あくまでもお客様に見てもらいたいポイントとしてお伝えしたいと思います。
間取りを見るポイントとは?
これは正直言ってですね、ズバリ!人それぞれです!(笑)
はい、各家庭によって間取りの動線が「使いやすい」と思えばそれで良いし、「良くない」と思えば見送れば良いだけです。
事実、私の事務所は一軒家で、1階の道路側に面する1つの部屋を事務所として使用しています。厳密に言えば奥様から借りさせていただいております。(笑)
それが出来たのは間取りが良かったからです。一歩間違えば事務所として使用する事ができませんでした。
どういうことかと言うと、事務所は道路側で北側道路です。
北側道路ということは、庭が道路からは見えません。
玄関から入ってホールがあり、そこからLDK、洋室(事務所)、階段、トイレへ通じています。
なので、玄関から直ぐに事務所へ入れる間取りだったという事です。それで不動産免許がおりました!
もしそれが、リビングを通ってからでないと事務所へ行けない間取りであれば免許がおりなかったということです。
それはたまたまなんです…。というか、家を建てた時は私の年老いた母上がいて、引きこもり状態だったんですね。そんな母上でも毎日数回はトイレにはいくわけです。
そこで一回一回リビングを通って行かれると面倒だし困るからです。嫁も嫌がりますよね。
そういった家族構成を考えた間取りであるかどうか?生活環境を頭の中でイメージしながら間取りを見ていくと非常に面白い事が分かります。
人気のある間取りとは?
私の家と同じような間取りが人気があり、ホールから直接部屋へ行ける動線は非常に良いと思いますが、それがなかなかありません。そこは妥協するしかありません。
通常、玄関から入ってホールがあり、まずあるのは階段とトイレです。収納もあったりしますが無かったりもします。
そして、人気のある間取りの一つとしては、ホールから直接水周り(洗面所、お風呂)へ行けるというものです。
こんな感じです。これは最高です。何といってもホールから和室へも直通ですし、水周りへも直通です。
これはなかなかありませんよ!これは万人受けする間取りと言えますね。
普段は気にされない事かもしれませんが、それは慣れているからです。
ですが、しばらくは住む家のことです。不便より少しは便利でありたいものですね。
あ、ちなみにホールから和室と水周りに行ける間取りがある家はいくつかありますので、もしご興味がありましたら一度見てみませんか?