小切手は現金と同じ?銀行渡り小切手は直ぐに現金化できないため要注意
小切手。聞いたことない方はいらっしゃらないと思いますが、
小切手=現金 です。
紙切れ一枚が現金と同じですので、なくしたら大変です。
銀行渡り小切手
その中でも「銀行渡り小切手」というのがあります。
右上にある\\が目印ですが、これがあると一目でそれというのが分かります。
小切手の右下に記載がありますが、銀行の支店長印が捺印されており、これがある事によって銀行が「この額面を保証しますよ」というもので、まず偽造される心配はありません。
これを今回、手にする機会があり、これまで幾度となく小切手を取り扱ったことがありますが、何度聞いてもよく理解できないもので、今回はキチンと整理しようと思いました。
銀行渡り小切手とは、その名の通り、銀行の承認作業を経て現金化されるというもので、承認を得て現金として引き出すことができるまでに4,5日~1週間かかる場合があります。
これには万が一「盗難」や「紛失」被害に遭った際、銀行に連絡さえすれば、その承認作業をストップさせることができるため、第三者から不正に現金化されることを防ぐことができます。
それはそれでとても便利な機能ですね。
銀行承認があるので現金と同じ?
銀行印があるという事はそれだけ信用性が高いため、どれだけの大金であろうと信用はできますよね。
何せ保証をしているという事ですので。
その保証している銀行は写真で言えば右下に銀行名と支店名が書かれていますが、そこの支店の通帳を持っていれば、その支店に小切手を持ち込めばすぐに現金にすることが可能です。
しかしそんなに運良くその通帳を持っている人はいないでしょうから、別の銀行であっても小切手と通帳さえ持ち込めば通帳に額面金額が記載がされ、いつから引き出しが可能になるのかまで記載されます。
有効期限がある?
小切手には注意事項があり、有効期限があるという事です。
1か月以内に銀行へ持って行き、通帳へ移すという作業を行わないと現金化する事ができなくなるということです。
以前ありました。お客様がよっぽどお金に余裕がある人なのかどうか分かりませんが、「2か月間放っておいたら有効期限が切れたのでどうしたら良いか?」という連絡でした。
私は振出人に連絡し、「有効期限が切れたらしい」と聞くと、「原本を差し替えるので持ってきてくれたらいいですよ」と快く対応してくれました。
なので、有効期限はちゃんと守りましょうね。