管理業務って一体どんなメニューがあるの?たくさんある事をご存知でしたか?

不動産に関するお困り事・ご相談事

管理形態にもさまざまな種類があります。そもそも不動産の管理会社自体が何をメインに取り扱っているのか?というのを一般のお客様が知る由もありません。

管理業務のそのほとんどは主に建物の管理になります。

建物と入居者が主体の管理業務

つまりはそのアパート・マンションには誰かが住んでいて、建物、室内、敷地内で何かのトラブルなどがあった場合に対処するのが一般的な管理業務です。

その他にも見えないところで本当はたくさんあるのをご存知でしたか?

まず依頼をしてくる建物のオーナーさん、家主さん、大家さん、様々な呼び名がありますが、オーナーさんで統一しますが、そのオーナーさんとは建物賃貸借管理契約というのを締結します。

その中にはじつに様々な管理メニューが記載されております。オーナーさんが「どれにしようかなぁ?」と選択することはまずなく、管理会社の担当がメニューを見ながら「これはやりますが、これはやりません」と、チェックされた項目を言います。

家賃送金業務も管理

家賃送金に関しては月末に締めて翌日の10日払いや15日払いが多いかと思います。

その明細書には、補修費用(原状回復費用を含む)がいくらかかったという領収書が入っており、すでに管理会社が修理業者に支払い済みである事が多いです。

それと、その月内に入居が決まっていた場合、オーナーさんから広告料と言う名目で1か月ないし2か月分をいただきましたよという領主証が入っております。

ついでに、退去時立会い費用として、1件につき1万円を請求する管理会社も多いです。

これは入居者が退去後に荷物をすべて運び出した後、立会いをして入居者に説明をするためにかかる費用です。

そして、管理費用5%(が一般的)を天引きされたものが銀行振込されてきます。

それが管理会社とオーナーさんとのお金のやり取りになりますが、管理会社の仕事は他にもた~くさんあります。

入居募集も大事な業務

空室の資料を一覧にして他の不動産業者に送付したり、他業者に紹介してもらうために営業をする、つまり入居者募集です。

それと退去時の対応も重要な業務の一環です。

どんなに頑張って入居者に接したとしても入居者と四六時中、寝食を共にするわけではなく、いつ退去するかは分からないわけで、住んでいるうえで特に問題もなく、「転勤が決まった」とか「実家に帰ることになった」とか理由は様々ですので、それは管理会社としてはどうすることもできません。

それで我々は頑張って次の入居者を探す努力をします。

そして、内覧希望のお客様がいれば案内して、入居が決まれば申込をもらい、審査の手続き、契約書の作成、契約金の入金、鍵の引き渡し等々の手続きの一連の流れを一手に引き受けることになります。

入居時のトラブル・クレーム対応

それから、入居時の入居者の面倒を見ることになります。

  • 車の音がうるさい
  • 上の階の人の足音がうるさい
  • 無断駐車されている
  • 水が出ない 等の電話応対等々

そして、退去後には原状回復するための業者への手配。家賃が入っていなければ催促の電話や訪問。

それが目に見えない管理メニューなのですが、これだけ聞いても不動産屋の仕事って結構大変なのをお分かりでしょうか?

でも大変なのが仕事です。特に不動産という職業は住んでいる人が快適に住めるよう寄り添って話を聞く必要があり、たまに無理なお願いをされることもあります。

常に笑顔で対応するよう私は心がけていますよ。

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