鍵1本事故の元!鍵は不動産屋の命です。鍵1本で起こったその事件とは?

トラブル・クレーム解決事例

不動産屋にとって鍵は非常に大事なものです。

何も不動産屋だけに限った事ではありませんが、鍵を預かって無くさないように大事に保管するといった意味では当事者よりも厳重に保管する事が大切です。

たった1本の鍵だけでトラブルになるケースがとても多いです。

・無くした
・落とした
・家族が持ち帰ってしまった
・不動産業者がポケットに入れっ放しで帰ってしまった 等々

鍵1本を適当に扱ってしまうと大変です。

もし無くしてしまったら、もちろん自腹を切るしかありません。

業者が鍵を持って帰る?

たとえば、最近の管理会社の鍵の保管はキーボックス設置が多いですが、お客様を案内した際、帰り際にうっかりポケットに鍵を入れたまま、元のキーボックスに戻さないで帰ってしまうケース、これって案外多いんですね。

じつは私もその経験があります。何件かの物件を案内した後、ポケットに手を突っ込むと何やら1本の鍵が!

これには正直びっくりします。「どこの物件だったかな!?」と慌てて記憶を呼び起こそうと必死になります。でないと管理会社からクレームがきます。

なので、退室時には´指さし確認´をするようにしています。

・室内の窓の開閉状態と施錠
・照明(ブレーカー)
・玄関の鍵

この3つは絶対です。これを怠ると本当に大変ですので気を付けましょう。

以上は案内の際ですが、その他、以前の同僚が起こしたある事件がありました。

売主からも信頼を失う

「たった鍵1本の返却だから大丈夫」と思ったのでしょう。

売買担当だったAという営業マン、鍵を売主に返却しなければならなかったようで、その鍵を無造作に封筒に入れ、なんと普通郵便で送ってしまったようです。

その後、カンカンに怒った売主から連絡があり、「連絡1本もしないで、しかも普通郵便で送るとは何事だ!」と
いう感じです。

その後、上司と共に謝罪しに行き事無きを得たようです。

皆様、鍵1本、とっても大事です。油断は禁物ですので、気を付けて扱いましょう。

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