ネットに掲載物件で問題になっている「おとり物件」というのはあるのか?
今やインターネットなしでは不動産業界も立ち行かなくなりました。
その証拠にポータルサイト価格が高騰しています。
高騰しても費用対効果がとても高いため、少しくらいの経費の増額であればネットに掲載するのが一番手っ取り早いからです。
チラシの時代は終わった?
当然ちらしを見る人は見ます。かく言う私もいつも見てます。(笑)
ネット社会だとはいえ、アナログ志向が強い人は新聞を取っていますので、そこに挟まっているチラシを見ます。
私も新聞には毎日目を通しますので、自然とチラシを見る習慣が付いています。
スーパー、パチンコ店、飲食店、電気屋さんが多く、週末はやはり不動産屋、分譲マンション関係が多いですね。
費用対効果(コストパフォーマンス)は良いのでしょうか?
知名度は上がると思いますし、信用力は付いていくと思いますね。ですが、チラシの欠点としては、掲載を定期的に継続させないと意味がないということです。
ネット上でのおとり物件は存在するのか?
無数にある物件、売買物件は限られていますが、賃貸物件は増加の一途です。
そんな中、数で勝負する会社はとにかく物件の掲載数で勝負です。
そこに「質」などはあまり求めておらず、「量」のみです。なので、既に決まった(成約済み)案件であっても掲載されたままということは日常茶飯事です。
経験がある方もたくさんいらっしゃると思いますが、ネットに掲載している物件に問い合わせたら、「あぁもう決まりましたよ」と平気でおっしゃいます。
かく言う私も放置状態のまま掲載していたら、たまたま問い合わせが来て慌てたことがあります。
それはあくまで´たまたま´であり、´おとり´という感情はまったくありません。
ですが、お客様から見れば´おとり´と取られてもおかしくないですね。
「ちぇっ、客集めのために載せてるんだな」と思われても仕方ありません。
ですので、
- おとり物件
- 消し忘れ物件
その二つのがあるというのを知っていて損はないでしょう。
定期的に更新する業者は存在するのか?
では、リアルタイムに更新しているまともな業者は存在するのか?
皆無だと思います!
限られた時間内で色々な業務をこなさなければならないとき、どうしてもネット作業というのは後回しになる傾向があります。
「どうせ問い合わせなど無いだろう」と思うと、削除させる作業はワンクリックで済むのにそれを怠ります。
ですので、この解決策というのは「無い」と断言しても良いでしょう。。
一人一人が強い意識を持って取り組む以外に方法は無く、お客様から見れば「運」以外の何物でもありません。
たまたまオトリ物件に引っかかってしまったらその時は大目に見て上げましょう。でないとキリがありませんから。