共同住宅でも消火器設置義務があるのはご存知ですか?良いものがあります!
先月末の札幌市での火災事故、11人の尊い命が失われて世間に衝撃を与えました。
物損だけの被害であれば問題は少ないのですが、生命の危険となれば我々不動産会社としても重要な事になってきます。
ですが、我々も管理物件を四六時中監視している訳ではありませんので、万全の態勢をつくっていたとしても万が一の時はあります。
その時に備えて消火器の準備くらいはしておかないといけません。
消防法で設置義務がある住宅とは
とりあえず当ブログでは共同住宅について書きますが、150㎡を超える共同住宅においては、その広さに応じて設置しないといけない義務があります。
ざっくりですが、150㎡であれば2個~3個ですので、階数にもよりますが、各フロアに一つあれば良いという事です。
法定点検義務もあり、外観上は6カ月に1回で、設置しなかったからといって特に罰則があるわけではありませんが、消防署からの立ち入り検査があれば指導が入ります。
消火器には有効期限がある?
消火器にも有効期限があるのを意外に知らない人が多く、業務用であれば10年ですが、住宅用であれば5年です。
このように滅多に使わないものは使用期限が来るのがとても早いもの。ちゃんと自分で記録して「あぁもう5年が経ったかぁ」と思って消火器を交換する人などまずいないと思います。
しかし、有効期限がとっくに過ぎてしまったものをいつまでも放置状態にしておいて、いざという時に使用できなかったとなれば本末転倒です。
かなり前の話ですが、消火器詐欺というのが横行したことがあり、「消防署のほう(方面)から来ました」といって高齢者に対して消火器を高額で売りつけるという手口です。
消防署が訪問販売することなどありませんから、お気を付け下さい。
いざというとき頼りになる良い消火器がある?
皆さんがイメージする消火器は粉末状ですよね?よくテレビで見る「シュワー!!」っというあれです。
あれって後始末がとても大変な事をご存知でしょうか?とても素人1人で出来るような簡単なものではなく、隅々まで粉が入り込みますので、プロの掃除屋さん泣かせでもあります。
そこで、液体タイプの消火器というのがあります。
大きなメリットはこれです。
- 粉末タイプに比べて優れた消化力を発揮し、強化液剤を使用しているため冷却作用があり再発火防止になる
- 火元を狙って確実に命中させるため放射時間が長く、止めるのも容易。
- コンパクトで扱いやすく軽量なので高齢者や力の弱い女性にも操作性抜群
価格帯は1Lタイプが7,560円、1.5Lタイプが10,260円ですので、通常よりほんの少しは高いかもしれませんが、上記のメリットを考えたら安いもの。
消火器と言えば赤色のイメージがありますが、この消火器はなんと黒です!これはこれでいいでしょう?
大切な命と財産を守るためですので、ぜひご検討ください。
あ、別に私が販売している訳ではありませんので、単なる紹介です。