シロアリは目に見えない重大な欠陥,建物を倒壊させる恐れも?
新年度が始まりましたねぇ、っていうか、このコロナウィルスでの大騒動、当たり前のことが当たり前に行われていない現実、誰がこうなることを予想していたでしょうか。
志村ショックにようやく立ち直りつつあるカツキ、何せ私の小学校時代のスーパースターは志村けんとジュリー(沢田研二)だからです。
今日、昔からの知人に連絡をしました。その人物は同業者です。ある意味では師匠でもあるのですが、いつも他人の悪口、ダメ出しばかりで正直うんざりする存在でもあります。
そんな知人になぜ連絡をしたのか?それは新型コロナウイルスが不動産業界にも影響を与えているかどうかを知りたかったし、その人の意見に興味があったからです。
その答えはびっくりでした。「まったく影響ないよ、かえって問い合わせが多い、それにF中学(超有名私立中学校)に通うお坊ちゃまはグリーンランドにお友達数人と遊びに行っているよ」とのことでした。チャンチャンです。
シロアリはどこにでもいる?
シロアリは高温多湿のところに住みつき、大量発生して被害を拡大させ、最後には家を食い潰して倒壊させる恐ろしいものです。
特に木造アパートなんかは大家さんにとってみては、入居者の部屋に入り込むことなど出来ないため、被害がどこであっているか気付かないことが多いです。
入居者自身も「自分の物じゃないから、生活に支障がなければ何も問題ない」と、定期点検を怠ります。それが一般的です。
しかし、実際にあった話ですが、ベランダを支える柱がシロアリ被害でボロボロになっていることに気付かず、ある日突然何かの拍子でベランダごと倒壊したというものです。
そりゃ入居者も大家さんもそこまでは分かりませんよね。ではそんな時にだれが責任を取るのか?
という話になってきますが、登場人物は4者です。
大家
入居者
管理会社
建設会社
さて誰が責任を取らなければならないのか?
持ち家と賃貸で扱いが異なる?
はい、持ち家であれば自分で業者を選定して依頼するか、その辺りのホームセンターにある薬剤を使って駆除することもできるでしょう。
しかし賃貸ではそうはいきません。勝手にそんなことやっていたらお隣さんからクレームが来たりしますので厄介です。
ですので速やかに管理会社に連絡すること、それを怠ったがために、前述したようなベランダが倒壊したということになると、入居者ご自身が責任を取らされる可能性が大です。
管理会社を通じて大家さんに連絡がいきますので、最終的には持ち主である大家さんが修繕することになるのでしょうが、入居者が知っていての放置はダメです。
シロアリはコロナウィルスと同じく、見えないところで進行している場合が多く、発見から対処までの時間が長引けば長引くほど被害は拡大します。
コロナウイルスは一体いつ収束するのか?日常を早く取り戻したい、そればかりを願いながら新学期を迎えたカツキでした。
皆さん、お気を付けください。