ネットで物件探しのお客様急増!それでも不動産屋に依頼する訳とは?
最近のお客様で、「家か土地を探しているが、ネット物件は全部見た。いいのがないので探してほしい」との内容が急増しております。
そういったお客様は当然ながら不動産業界にうとい方です。私もそうでした。
掘り出し物を探している?
´誰も知らない情報を自分だけが知っている´これは優越感満載ですね。
一昔前と違って、今はネット社会、スマホを皆さん持っていて、TVコマーシャルで散々ポータルサイトの宣伝がされておりますので、そこから検索すれば情報はいくらでも取り出せます。
それなのにですよ、「なんか探してよ~、情報隠し持ってるんじゃないの?」と声かけられます。
そんなときの回答は決まって、
「隠してるわけないじゃないですか。隠す必要がどこにあります?本当にあったら直ぐ出しますよ」とこうなります。
未公開で良質物件など、ほぼない
お客様は表に公開されていない情報を欲しがっているのです。
そうなると、不動産仲介屋は苦労を強いられます。
一番良いのは売主様と通じている物元業者ということになります。
その仲介業者が物件を何も持っていない、しかも隠し物件もないとなると、他業者の物件で勝負しないといけませんので、なかなか出番がなくなります。
ネットに掲載していない物件もたまにありますよ。そんなときは決まって、出せない物件、出したくない物件です。
表に出ない物件とは
例えば、
①接道していない物件、再建築不可
②相場の倍以上で売ってくれと言われた物件
③訳あり物件(殺人事件等があった場所)
④暴力団事務所が隣りにある
①再建築できない物件でも売れる場合があります。いろんな用途に使えますからね。
②相場の倍以上でないと売らないとおっしゃる売主様がいらっしゃいます。売れないとわかっていても世の中何が起きるかわかりません。
③訳あり物件、これについてはこれから何度もブログで書く機会があると思いますが、どんなに訳があっても私は取り扱います。
私自身、あまり気にしないほうだからですね。凄惨な殺人事件があった場所でも大丈夫です。
自殺物件でも一家心中でも大丈夫です。
④これが問題です。③と違い、生きている人間が一番怖いんですね。
それと、「この不動産屋、何か関係があるのでは?」と思われたら一貫の終わりです。
空地、空家調査を代行します
というわけ訳で不動産と一言で言ってもたくさんの種類がありますが、もしそれでも自分だけが情報を独り占めしたいとそう願う方であれば、空き物件や空き地を探してきてください。
所有者を調べてあたってみますから。このカツキ不動産、初動対応はいくらでも致します。
かなり可能性は薄いですが、門前払いは今までありません。
所有者は何らかの事情があって放っているわけですので、様々な切り口を使って突撃しますよ!
ですが、一つだけデメリットがあります。相場より高く買わないといけない可能性があります。
理由は簡単です。積極的に売ろうと思っていないので、空き家、空き地になっているからです。
あしからず...。