外国人(中国人)の方が来店、さぁどうする?差別は良くありません

トラブル・クレーム解決事例

先日、中国人の方からの反響がありました。

「物件をネットで見ました」の一言で片言の日本語というのが分かりました。

私はそれほど拒否反応などはなく、待ち合わせ場所を決めて案内することになりました。

話を聞くと、12年ほど日本に滞在しており、永住権も取得されて日本語は堪能でした。

管理会社が拒否反応

物件も気に入っていただき、さぁ管理会社へ連絡、すると、「う~ん」と何やら困った様子。

「以前、外国の方のマナーが悪く、それと大きな事件を起こした例もあったじゃないですか?その方がそうであるとは言えないが、外国人というだけでうちはお断りなんですよ」というそっけない返事。

ここは久留米なので、そこまで外国の方が多いとは言えないのですが、博多、大阪、東京など都会であればごく普通に外国人の日本滞在者は多いものです。

その方々がすべてホテル住まいや民泊かというとそんなわけはなく、普通にアパートマンションに住んでいらっしゃいます。

中には外国人専門アパートもあるというくらいですから。地方は少々厳しいですね。

それ以上は仲介側としては言えない立場、現在、入居が厳しい方というのは相場が決まっています。

これは役立つブログを書いているつもりですので、「差別しているのか?」と言われたとしても、これが現実ですので、あえて書きます。

審査が通りにくい属性

・水商売
・外国人
・生活保護
・高齢者
・無職

上から順に審査が通りにくい順番に書きましたが、あくまでも主観ですので、間違っているかもしれません。

なぜ通らないのか? また、通りにくいのか?

「このアパートは普通に働いている日本人ばかりだから」という前例がないというだけで断っていることが多いような気もします。

審査の壁が三者ある

保証会社
オーナー
管理会社 です。

その中で一番ハードルが高いのは実は管理会社だったりします。

保証会社はその会社にもよりますが、要は家賃の取り立て屋みたいなものですから、審査を厳しくすると商売になりません。

なので、たくさん保証会社がある中で緩い保証会社は大体大丈夫ですね。家賃さえきちんと払ってくれれば何も問題がないわけですから。取立ても何もありません。

ですが、オーナーや管理会社はずっと付き合いがあります。万が一何か問題があった時に苦労するのを嫌がります。

ですが、こればかりは分かりません。実際に住まわせてみないと分からないことが多いのです。

マナーの良し悪しが審査の基準

日本人でも´布団叩きおばさん´みたいな人であれば最悪ですし、外国人でも日本人よりマナーが良い人もたくさんいらしゃいます。

住ませてみないとわからないところはありますので、私個人的には、本人さんと面談していくつかの質問をしながら「この人だったら大丈夫だな」と感じれば入居させても良いのではないかと思いますね。

でないと、これから空家問題ばかりでなく、空室が社会問題化する可能性が十分あるわけですから。

ですが、最終決断は大家さん(オーナー)にあります。

十分気を付けて入居していただくのがベストだと思います。

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