不動産に関するお困り事・ご相談事

投資用物件と聞いてどう思われますか？

中古物件であれば、1棟マンション丸ごとをオーナーが売却するというもので、結構気合いを入れて売る大家さんもいます。

そしてよく電話がありましたよ。このホームページを見て。

それを専門で取り扱っている業者が…。とてもつらかったです。そんなにありませんから。

一度あまりにもひどかったので、少しだけ文句を言ったことがあります。同じ会社から1週間に1度の頻度で連絡があったからです。

「あのぉ、こんな弱小企業でオーナーからいつもいつも依頼されるわけないでしょ？あったとしてもそんなにしつこい御社には頼みません」と。

それは余談です。1棟丸ごと手離す理由は人それぞれなのですが、まずそのほとんどが「お金」にまつわるものです。

• 大相続時代に突入して後継ぎがいなくなった。
• 空室が多くて返済が厳しくなった。
• まとまったお金が必要になった。
• 修繕費用が高額になってきた。
• 保有期間も長くなって利益が確定し、ここで売っても損はないから。

無情の売却、お金のみ

どれもほとんどお金ですね。そこに情なんてものは存在しません。

負の資産として、鉄骨や鉄筋コンクリートであれば固定資産税もバカになりません。それを払っていたら、年間手元に残るお金が「たったこれだけ？」となりかねません。

そして、毎月のランニングコスト、これでは何をしているのか分からなくなります。

そんな時に「売ってしまおう」という選択肢が頭をよぎります。

私自身もよく一棟マンションの売却相談を受けることがありますし、自分で所有していた1棟マンションを売却したこともあります。

私のもとへ相談しにくるお客様で、「どうしても空室が埋まらず手出しが多くて困っている」といった方には´とっておき´のアドバイスというのをして差し上げます。

これは私が自身のマンションを売却した際に行った時のもので、一戸建てやマンション1戸では通用しないものです。

なので、1棟マンション、1棟アパート限定になります。

特別な売り方というのがあります。合法です。それを実践された方からビックリされ、「えっ！うっそ～っ」ってな感じで「ありがとう！」と言われたことが何回もあります。

その方法は物件によって使えたり使えなかったりします。

まず一つ言えるのは、空室が多くないとその方法が使えません。何故かというと空室がなかったら経営状態が良いと思われるからです。

競売物件で1棟アパート・1棟マンションがあまりない理由

競売物件というと、訳あり物件というイメージがあります。

借金が理由で夜逃げ
自殺・他殺・事件・事故

税金滞納に伴う国からの差し押さえ

競売＝国が売主となって強制的に売るというものですが、なぜか1棟ものが少ないことにお気付きの方はいらっしゃいますか？

本当に1棟ものがないんです。一般的な居住用の戸建てやマンション、そして土地が中心です。

需要が多い収益物件、新築で建てる投資家も多い

1棟ものの競売物件が少ない、それはなぜか？

需要が割と多く、日本人は投資が大好きだからです。チャイナマネーには敵いませんが、日本人はお金を増やすことが好きな民族です。一部ではですけどね。後の方は「騙されるんではないか？」と警戒を抱いて手を出さないだけです。

それか単に「何も知らない」「お金がない（貸してくれない）」というだけです。

どちらであっても投資というのは先に警戒心が支配します。これは日本人特有の感情です。

話を戻して、一つだけ申し上げるならば、1棟物の良質物件は´水面下で動いている´のが現状です。

あまり良質ではない、いわゆる´普通´の物件はネットにたくさん掲載されております。

お困りの大家さん、ご相談いただければ「懐を痛めず得をして売る方法」を伝授して差し上げます。

カツキ不動産コンサルでは「お困り事」「お悩み事」「ご相談事」の解決ブログをほぼ毎日更新しております。

少しでもお役にたてれば幸いです。