新築建売引渡し前の現場立会いとはどんなもの?先日同行いたしました。
先日、ある新築の建売物件が成約に至りました。
新築の場合、いくら新しいとはいえ何かとちょっとしたキズだったり、クロスのひび割れだったりが見つかるものです。
一番多いのはクロスでしょうね。目を凝らしてみると隅っこに多いです。
木造である以上、木というのは生きていて僅か数日でさえも若干の収縮があります。
その上からクロスを貼り付けているだけですので、当然ながら軽いヒビが入ります。
それを引渡し前にコーキング材を使用して修復させます。
その他、あまり目立った傷というのは普通はありませんが、よくどこかの不動産業者が案内時に物を落としたりして傷が付いたりするケースがあります。
それを誰がやらかしたのかを問い詰めるというのは非常に難しく、最終的には売主側の手直しになる可能性があります。
契約当日に立会い
買主は仕事の関係上、なかなか時間が取れない人でしたので、その日のうちに立会いを済ませておこうということで、写真のように売主側の営業担当者からの説明が一通り行われました。
時間にすれば1時間~1時間半といったところでしょうか。
- キッチン
- トイレ
- 設備
- 24時間換気
- 点検口
- 境界
- 玄関キー 等々
以上が主な説明箇所ですが、使い方や手入れ方法が主な説明になります。
売主の専門スタッフは熟知している
我々ができないこともないのですが、使い方の詳細な説明方法となると、やはり研修をしっかりと受けた専門のスタッフがすると影響力が違います。
スタッフさんはかなり研修を受けている様子、そして何回も反復練習している感じで分かりやすかったですね。
特に重要な事は玄関キーですね。
今のドアはセキュリティが厳重で、ダブルロックといって上と下の2ヶ所に鍵があります。
通常であれば鍵を2ヶ所に差し込んで開ける訳ですが、カードキーを認証させることにより、家の中へ入る際にはボタンを一つ押して´ピッ´とカードをかざすだけで双方の鍵が同時に解除されます。
この事を最初私が知った時には「これは便利!」と思いましたね。
でもそのカードも数年経つとだんだん擦れて使えなくなりますので、通常の鍵も携帯しておくのが良いと思います。
無事に契約終了だがまだ終わっていない
契約が終わったような感じですが、厳密に言えばこれから住宅ローンの本審査です。
万が一ということもありますので、その際はローン特約というものが契約条項に含まれていますので、細心の注意が必要です。
最後まで気を抜かないように頑張りたいと思います。