窓口に最適の宅建業者(不動産屋),専門家の職業でも一番情報量が多い?
平成27年1月1日以降の相続開始分より相続税の基礎控除額が見直され、控除額の6割が減少されました。
つまりは、それだけ相続税を払わないといけなくなった人が多くなったということで、前年(平成26年)と比べると、80%以上も増えたそうです。
日本の相続は不動産の占めるウエイトが大きいため、我々不動産業者(宅建業者)はそのことについて真剣に考えないといけなくなりました。
餅は餅屋、何でも専門化が詳しいです
「二つとして同じ物件はない」と言われ、個別性が高く、分割がしにくく、共有物になって相続したり、権利関係についてもいろいろと複雑になるため、専門的な知識を持ったプロが間に入ったほうがスムーズに事が運びます。
まず何をやってよいのかわからず、後でとんでもないトラブルに発展する可能性もあるからです。
職業上、情報の宝庫として様々な情報が集まりやすく、窓口としても打ってつけです。
専門家はたくさんいらっしゃいます。
・弁護士
・司法書士
・税理士
・行政書士
・建築士
・銀行
それぞれが専門的な知識を有し、個別的にはとても不動産屋が太刀打ちできる相手ではありませんが、情報の集まりやすさからすれば不動産屋が一番ではないかと思います。
しかも、従業員数百人を有する大手不動産会社から、私のように田舎の片隅で一人で細々とやっている不動産屋まで...。
それぞれが同じ立場で、同じ目線で、同じ仕事をこなしております。
専門性では先ほどの士業の先生方には敵いませんが、よく弁護士の先生から言われますよ。「よくそんなこと知っているねぇ」と。
「いやぁそれほどでも、知っていることしか知りませんから」と一応謙虚に返します。
お偉い先生方への相談、とても敷居が高いと誰もが感じます。ですが、不動産屋は違います。
不動産屋への相談はお気軽です
士業というより屋業です。お菓子屋、八百屋、弁当屋、床屋、ラーメン屋、不動産屋です。
何にも敷居が高くありません。中には勘違いしている営業マンもいますよ。
「私はとても偉いんだ」という人が。でもそれはそれで素晴らしいと思います。
不動産屋、お気軽に相談ができます。なので、とても難しい法的(民事)なこと、税金のこと、建築のこと、融資に関すること、少しは大丈夫です。
一応は宅建士という資格を持っているからには勉強しており、日々こういったブログを書くにもインプットと同時にアウトプットしながら勉強しているつもりです。
ですので、知ったかぶりせず、答えられる範囲で、且つ、知っている範囲内でお答えし、わからないことがあれば、前述したようなお偉い先生方への橋渡しができればと思います。
先ほどの不動産屋と同じく、なかにはいらっしゃいますよ、勘違いしている先生方も。「私は専門士だぞ」と言わんばかりの方が。
そういう先生とはあまりお付き合いしておりませんし、我々仲介業者は見下されても何されても一向に構わない職業です。慣れてますから。
安心してご相談いただければと思います。