猛暑の中の物件案内は熱中症に注意!エアコンがないのと○○がない?
皆さん、梅雨も明けたようで、これから猛暑との戦いになりそうです。
何かの記事で読んだのですが、普段からスポーツや筋トレで汗をかく人は体内の温度調整がうまく機能するため、ほぼ熱中症にはならないようで、逆に普段あまり汗をかかない人は熱中症になりやすいとのことです。
怖いですね!皆さん、十分気を付けましょう。
今日はですね、猛暑の中で物件内覧をする際の注意点をお話しできればと思います。
新築建売はエアコンがほぼついていない
夏の暑い日に物件を見に行くのは大変なことですが、さらに問題となるのがエアコンが付いていない物件が多いことです。
完成している物件はいつ売れるかわからない状態で放置されているわけです。
ローコストで販売されているのがこの建売住宅、エアコン1つ取り付けるのも費用がかかるわけです。
その費用を最初の予算に組み込んでいればよいのですが、なかなかそうはいきません。
「完成するころは真夏なので内覧するのも大変だろう。なのでエアコンを特別予算に組み込もうか?」とはいかないわけです。
エアコンがない物件
今では気温が30度付近だと「あー今日は涼しいねー」と言ってしまうほどですが、35度近辺になると、もうエアコンがないと生活そのものが成り立たなくなるほどです。
朝は割と涼しくても、気温がぐんぐん上がり、昼過ぎにはすでに35度を超える猛暑日になります。
物件案内のために、13時頃、現地に到着した時には汗が滴り落ちるほどの暑さ。私は営業マンなので、帽子やサングラスはもちろんNGですが、水分補給のための水筒やペットボトルは必須用品です。
厳しい暑さ対策には我々としては水分補給くらいしかありませんが、お客様には携帯扇風機をお勧めします。
見学する物件に入った瞬間、エアコンがないことに気づかされます。
室内は蒸し暑く、まるでサウナのようですので、エアコンがないと夏の物件案内は一層厳しいものになります。
特に高齢の方や小さなお子様がいる場合は、熱中症のリスクが高まるので注意が必要です。
窓が開けられない、その理由とは?
さらに追い打ちをかけているのが、物件に網戸が付いていないことです。
今、建築されている新築建売の約9割の物件には網戸が付いていません。
購入後のオプションとして、事前に注文して取り付けるというのが慣習となっています。
猛暑の中であっても少しでも風が吹いていれば暑さも軽減されるのですが、窓を開けると虫が入ってきてしまうため、窓を開けることができないのです。
そうなると風通しも分からず、空気がこもってしまい、一層暑さが増してしまいます。
熱中症対策
物件案内中に熱中症にならないための対策をいくつか紹介します。
- 水分補給を忘れずに:十分な水を持参し、こまめに飲むことが大切です。スポーツドリンクなども効果的です。
- 帽子や日傘を使用する:直射日光を避けるために、帽子や日傘を使うと良いでしょう。
- 涼しい服装を心がける:軽くて通気性の良い服を着ることで、体感温度を下げることができます。
- 体を冷やすアイテムを活用:冷感タオルや携帯扇風機などを持参すると、暑さを和らげるのに役立ちます。
- 無理をしない:少しでも体調が悪いと感じたら、無理をせずに休憩を取ることが重要です。
最後に
エアコンがなく、網戸もない物件の案内は非常に厳しいものがありますが、気になる物件があるのであれば、暑かろうと寒かろうと物件は見に行きましょう。
熱中症にならないよう、十分な対策を講じれば、何とか乗り切れます。
そして、商談タイムに入ったとしたら、その場では無理ですので、近隣のファミレスや不動産会社の事務所に行けばよいのです。
真夏の物件見学、慎重に計画を立て、安全に気を付けながら行うことが大切です。
皆さん、ご注意願います。