このような営業マンに当たると物件が売れないって本当?(売却編)

その他 不動産に関するお困り事・ご相談事

我々不動産会社は売主さんと買主さんがいらっしゃっての商売です。

一般物件の場合、まずは売主さんから「この物件売ってください」という依頼が来ますので、その依頼に基づいて物件調査を行います。

その際、軽いものから重たいものまであるわけです。

分かりやすく言えば、「急ぎで売らなくても良い」軽いものと、「すぐに売らないといけない」という急を要するものです。

急を要するほど物件成約率は高い?

はい、緊急性の高い取引ほど、成約率は高くなります。

その理由は、売主が「早く売らないとヤバい」と急を要しているため、価格を安くするからです。

もう´いくらでも良い状態´となるわけです。売れるまで価格を下げ続けるわけですね。

最低限度はあるかもしれませんが、例えば、2千万で売りに出していた物件があり、「とにかく急いでいる。1千万でも良いので売ってくれ!」という緊急値下げというのがあります。

極端な話ではありますが、そうなる可能性もあるわけです。そうなると、すぐに成約される可能性が高いです。

初動対応が一番大切?

不動産の売却に至るまでのプロセスは長いです。最低でも半年、1年はかかります。

突然降って湧いたように「すぐに売ろう」とはならないからです。

例えば離婚が絡んでいたら、調停など何だのと半年、1年はざらにかかります。

すると、不動産を売るという行為は2、3年、5年とかかり、相続が絡んだ案件だと10年単位で期間を要するわけです。

大切な不動産の売却となると、「では誰に(どこに)依頼しようか?」となります。

「大手が良いのか?さては中小企業なのか?個人店なのか?」となった際、「じゃあ知人に頼もうか?」という話にもなりますが、そうそう信頼できる不動産屋というのはいません。

チラシや広告に載っている「求む売却不動産」という見出しに惑わされ、電話をかけるとしましょう。

1つの大手不動産会社Nに連絡すると、事務員さんや営業マン数人いて、誰かが電話を取ります。

電話対応した営業マンが驚くべき対応

実際にあった話です。

売主:物件を売りたいと思いますが、どのようにしたらよいですか?

営業:はい、ありがとうございます。物件の場所はどちらでございますか?

売主:T市内です。そちらは久留米のようですが、大丈夫でしょうか?

営業:T市はそうですね、久留米から離れていますが、場所をお調べして範囲内であれば大丈夫ですが、

範囲外であれば申し訳ありません。

売主:T市の〇〇という地域です。

営業:〇〇ですね、あー、すみません。1坪3万~5万の場所ですので、50坪ですと200万位になります。ですので、弊社での取り扱いはできません。

売主:安いから取り扱えないのですか?

営業:はい、そこへ向かうガソリン代や経費などを考えると割に合わないため取り扱えないのです。

売主:分かりました。

これが実態です。経営者ではなく、サラリーマンが対応するとこのようなことが起きます。

ガソリン代は実費?

社用車がある会社は良いでしょうが、営業マンのマイカーを社用車としている場合、会社から手当てが出るのが通常です。

その場合、一人当たり、一律3万とか5万というケースが多く、ガソリンカードを会社が用意するのは稀です。

カードを渡すと、不正をする営業マンが多いため、一律5万なら5万を毎月支給するケースが多いです。

それはそれでどうなるか?はい、一律だと走っても走らなくても支給される手当は変わりませんので、動かない営業マンが増えるという事です。

実際、上記のような営業マンは多数存在し、頭の中でパッと計算するんですね。そういった計算は早いんです。

200万の物件ですと、仲介手数料が今でこそ最低18万を売主側から頂いても良いことになっていますが、それも去年からの話です。

それまでは5%でしたので、売主からもらえる手数料は10万だったのです。その価格をもらうために物件の間を何往復もする価値があるのか?を営業マンは計算するのです。

「ん?あそこまで行くのに往復40キロ、俺の車の燃費が1ℓあたり10キロなので4ℓ消費、×170円=680円かかる、10往復もすれば6,800円だよ。この仕事でもらう俺の手当てが1万とすると、これはしないほうが無難だな」と計算し、まったく動こうとしないのです。

1つの営業所に営業マンが5人いるとしたら、そのうち1人は必ずいます。

ずっと朝から晩まで椅子に座って動きませんから。周りの同僚も後で気付くんですね。

「そー言えば〇〇さん、朝からパソコンばかり見て、まったく動いていないよね?」と。そういうことなんです。

できる営業マンはガソリン代を計算しない

はい、これは間違いなく言えます。たった10万とか考えるのではなく、その一つ一つの積み重ねが信用につながりますので、そこから紹介をもらえたりもするわけです。

1万や2万の仕事でも、100万の仕事と同じように取り扱うのが出来る営業マンです。

ちなみに私はですね、ガソリン代など計算したことがありません(キッパリ)

ガソリン代は自分への投資だと思っていますから、それをケチっていたら戻ってくるものも戻ってきません。

皆さん、ご注意ください。

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